本当のおもてなしって?

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 県庁に、こんな変わった名称の課があります。高知県おもてなし課は、庁舎の5階にありました。511日公開の映画、「県庁おもてなし課」を題材に、作家有川浩氏のベストセラー作品を映画化。行政のおもてなしとは、一体、何を意味するのでしょう。女性の課長さんにお話を伺いました。

 

予算額は年間1億円。ほとんどが人件費だといいます。平成194月より開設されたこの課は、観光振興を主な役割としていました。資料として頂いたアクションプランには、「おもてなし3原則」が位置づけられていました。1、「素顔の高知」で迎えるおもてなし」 2、「食や地域産業と結びつくおもてなし」 3、自信と誇りにあふれたおもてなし」の基本コンセプトをもって進めていくとしています。

 具体的な取組みとしては、おもてなしトイレ認定制度、おもてなし一斉清掃の開催、おもてなしタクシーによる満足度の向上などがあります。

 課の進めるおもてなしとは、「接待の心」だったのです。映画の公開を楽しみに待ちたいと思います。