2012年4月アーカイブ

意外なゲートボールの歴史

 

IMG_0467_copy.jpg 公園の新緑が、清清しく感じられました。宮前区ゲートボール協会主催の「春季ゲートボール大会」が、東高根森林公園で開催されました。今大会は、宮前区誕生30周年記念大会となります。

 そこで、ゲートボールの意外な歴史を聞きました。話によると、ゲートボールは戦後間もない時期に、子どもたちのために考案されたスポーツだったそうです。発祥の地は、北海道芽室町です。

 老若男女、誰でも楽しむことのできるこのスポーツは、これまで34カ国の地域で行われているといいます。これはもう、日本発祥のスポーツの広がりに、期待します。

  

夜空の向こう

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった」

これは、サンテグ=ジュペリ『星の王子さま』の一節です。

物語では、王子さまが6つの星をめぐり、いろんな経験をします。

 

IMG_0454.JPGここに来れば、子どもの頃に観た、あの懐かしい夜空を思い出します。太陽系の星をめぐる旅も、疑似体験できるのです。

 

小春日和の今日、「かわさき宙と緑の科学館」の内覧会が開催されました。最新鋭のメガスターⅢフュージョン投影システム(プラネタリウム)で、夜空の再現を観る事ができました。

 

童心を取り戻しに出かけてみませんか。

  「川崎発、宇宙行き」

さあ、いよいよ出発です。

 

428日(土)にリニューアルオープンを迎えます。

提言する政党へ!

IMG_0453.JPG「自民党政策検証シンポジウム」が、青葉公会堂で開催された。主催者は、自民党神奈川県連・国政調査会で、県内の18選挙区支部長で構成された会である。今回のテーマは、自民党政権の約60年間の政策の検証と現在を分析した内容だった。

 

 小此木会長の冒頭の挨拶では、「自民党の政策にはいいものもあったが、間違ったものもあった。検証した上で、これから政策勝負でいく」(概略)と語った。1部では元衆院議員などのパネラーが登場し、自民党の過去の政策を検証した。

 

 報告内容は、国と地方の関係や社会保障制度など、10項目の主要なテーマについて説明した。これまでの政策と現状に、独自の点数を示す内容だった。しかし、配点の根拠はどうも分かりづらかった。

 

 私は政党に「政策勝負」で選挙を戦ってほしいと願っている。その意味では、新生自民党の政策を知っていただく、いい機会になったと感じる。過去を検証し、未来を見据えた政策の立案は、政治にとって大事なことである。次の自民党国政調査会による「政策提言の集会」に期待したい。

備える耐震

家庭での地震に対する「リスクマネージメント」が問われている。その理由として、首都直下型地震の切迫性や南海トラフによる巨大地震の発生など新たな脅威を指摘する声があるからだ。そこで、命を守る対策の1つとして、木造家屋の耐震に備える必要がある。まずは自宅の耐震を知ることから始めたい。

 

川崎市では、「災害に強い街づくりに向けた予算」として、川崎市の平成24年度予算で16313282000円を計上した。その内「新たな災害に備える」ための予算として、13688193000円を計上している。

 

その中でも、「木造住宅耐震診断士派遣制度」を有効に活用したい。この制度は一定の条件のもと、無料で耐震診断士の派遣を受け、家の強度を知ることが出来る。平成23年度予算額では、27046000円を計上し、344件の実績だった。平成24年度予算では2856万に増額し施策を強化した。

 

 また、一定の条件をクリアーすれば、「耐震改修助成制度」によって、家の補強に対して助成を受けることが出来る。平成23年度予算では11440万円に計上し、90件(申請件数)の実績だった。平成24年度では13975万円に増額し、施策を強化している。耐震改修工事のため、精密診断補強計画をたてることになると、数十万を要することになる。

 

震度6強に耐えられるか診断し、構造評定で1.0未満となると、改修に向けた決断を迫られることになる。精密診断、補助計画、工事監理、補強工事の全てを行った場合の平均予算額は240万円にも及ぶ。一般世帯の場合、その約半分程度が市の助成となる。しかし、平成17年度から始まった制度だが、派遣件数は2600件を超えているにもかからず、改修まで至ったケースは、全体の10%程度に留まっている。

 

 市は、まだ制度を知らない市民に、広報を徹底すべきである。また、耐震補強の必要があると判定されたにもかかわらず、耐震改修を決断するに至った者の割合が、あまりにも低すぎる。市の予算枠の拡充を進めるとともに、個人の経済的負担の軽減に努めてほしい。

 

お弁当デビュー

IMG_0443_copy.jpg 家内は海外出張中のため、ついに私の出番が来ました。これは私が作ったお弁当です。小学校に通う息子のために、人生で初めて作りました。

 昨夜、息子に「ごはんは顔でいくぞ!」と予告していました。レシピはもちろん、ありあわせです。残念なのは、目の部分に豆を使いたかったのですが、なかったことです。

 先ほど子供が帰宅して、「おしいかった」と言ってくれました。お弁当箱は、空になっていました。これってなんだか、うれしい。はまりそう・・・。

川崎市の地誌を知る

  IMG_0435_copy.jpg 「てくのかわさき」(溝の口)の4階に、「地名資料室」はあります。ここには、川崎市の地名に関係した資料などあり、その由来を調べることが出来ます。学校の先生を経験した嘱託職員がいて、調べる内容について相談にものってくれます。

 

 ここには明治時代の古地図もあり、自分の住んでいる地域の様子を知ることも出来ます。

 

  IMG_0436_copy.jpg私の卒論は、川崎市の地誌を研究した内容でした。その当時、この資料室の存在を知っていれば、資料の収集に苦労はなかったはずです。当時のことを想えば、充実した内容の卒論を書くことができたことでしょう。

 皆さんもここで、私たちの街のことを調べてみては・・・。

祝 完成 パノラマ病院

DSC07486.JPG「川崎市立井田病院新棟1期竣工記念式典」が行われました。終了後に内覧会があり、最先端の医療機器などの説明を受けました。井田病院は昭和24年に設置され、市内で唯一の結核医療を扱う病院として、その歴史を刻んできました。しかし建物は老朽化し、震度6強から7で倒壊する恐れがあることがわかりました。そこで、新棟の建設となったのです。

 

新しい病室は清潔感があり、何よりも窓からの眺望は抜群です。パノラマビューともいえるこの景色は、きっと患者さんの心を癒してくれることでしょう。院内の壁は、明るい配色で、これまでの公立病院のイメージとは少し違う感じです。

 

  DSC07479.JPG右の写真はアイソトープ検査室です。骨シンチグラフィといい、全身の骨の様子を写真に撮って、X線検査だけではわかりにくい骨の状況を調べる機器です。がんの骨転移の発見に効果を発揮します。

 素晴らしい病院の完成です。多くの命を救う医療拠点として、今後に期待します。私はまず、「人間ドック」でお世話になります。

国よ、早急に方針を!

DSC07468.JPG放射性物質が検出された汚泥灰は、保管場所に限界が近づいている。川崎市の下水道汚泥焼却灰は、331日のデータで3374トン、ごみの焼却飛灰は5513トンが貯まっている。国の方向性が示されないため、埋め立ても出来ず保管する以外に方法が無い状態が続いている。

 

浮島処理センターに隣接する土地には、灰が詰まったコンテナで一杯だった。しかも、このコンテナは、借りているのではなく、全て買っているのだという。現在は保管場所を、浮島第一期埋立地内の第二保管場所まで拡大している。

 

DSC07464.JPG右の写真は浮島処理センター内の車道に、借り起きされた灰で、所狭しと置かれた様子である。灰をこのようにフレコンバックに詰めた状態で置いている。浮島処理センターだけでも1日、18トンの飛灰が貯まってしまうという。

 

処理に困っている県内の関係自治体は国に対して、「国が具体的な処分方法を明示し、国の責任で最終処分場を確保するよう」求めている。加えて、「焼却汚泥灰等の処理にあたって、安全性が確保される基準値等を法令で定めるよう」要望している。国には、早急に方針を示してほしい。

公園もバリアフリー

IMG_0413.JPG  宮前区内の桜は、みごろを迎えています。宮崎台駅前の桜並木も満開でした。さて、以前のブログでご紹介していた、宮崎第4公園の改修工事が進んでいます。園内の歩道や花壇など整備されています。

 現在、公園が一部閉鎖されています。閉鎖期間は47日(土)から420日(金)です。その間はトイレも使えないので、注意して下さい。遊具広場側の入口は、通行可能となっていました。

 平成23年度予算では、宮前区の区別投資的事業で、3156274000円が計上されていました。そのうち、公園の整備事業「宮崎第4公園バリアフリー対応整備」として、40106000円が計上されていました。その他、公園に関するご意見をお待ちしています。

屋根のない博物館

IMG_0406.JPG 生田緑地の東口ビジターセンターの開館式典が行われました。窓越しには、桜が満開を迎え、まるでオープンを祝っているかのようです。この施設では、生田緑地内の情報を得ることができる他、展示物もあります。

 

生田緑地は新しく生まれ変わっていました。中央広場の噴水は取り払われ、広大な芝生広場へと変貌しています。のどかな春の陽を浴びながら、お弁当持参の親子づれで賑わっていました。

 

IMG_0410.JPG「藤子・F・不二雄ミュージアム」は子どもたちに人気です。そして、いよいよ428日リニューアルオープンを迎える「宙(そら)と緑の科学館」の建物は、静かにその日を待ち構えていました。

 

IMG_0409.JPGちょっと奥まで足を延ばせば、岡本太郎美術館もあります。「カフェテリアTARO」のデッキで観る桜は最高です。私のお薦めは、オムハヤシライスです。軽いランチならここでもOK

 

生田緑地のフィールド全体がまさに「屋根のない博物館」そのものです。この春、行かれてみてはいかがでしょうか。

わが街のスイーツ自慢 ♪

IMG_0396_copy.jpg これは、我が家の推奨するお菓子です。その名は「ふわふわ苺餅」。表紙の右わきには、ちょっとみえづらいですが、しっかり「音楽のまち・かわさき」と入っています。

 川崎市は「音楽のまち・かわさき」を提唱し、いつでもどこでも音楽を感じられる街づくりを提案しています。それは、お菓子の味から表現されていました。

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  川崎郷土銘菓として有名な「末広庵」宮前店には、音楽にちなんだお菓子があります。その味といえば、口の中にひとくち入れると、ふわふわとした口当たり。その中に、軽めのクリームとイチゴのジャムのアクセントがベストマッチ。まるで、甘いメロディーが聴こえてくるかのようです。是非、お試しあれ。

 

ドリームライナー発見

DSC07455_copy.jpg 飛行機はいつものように着陸した。デッキからコンコースへと向かう途中、窓際で数人の若者が待機中の飛行機を撮ろうと、カメラを構えていた。いつもの光景だと思いきや、窓の先にはあの夢の最新鋭機「787」が駐機しているではないか。

 

 被写体は私が探し求めていた「夢の定期便」ドリームライナーだったのだ。 昨年の928ANAが受領した第1号機を、羽田空港で発見した瞬間だった。その証拠に機体の模様は、特別ペイント(日本に2台しかない)になっている。すかさずカメラを向け、i Phoneにこの1枚をおさめることに成功した。ぱっと見た感じは、既存の中型機と大差はない。数人の撮影者がいなければ、だまって通り過ぎていただろう。

 

 現在ANAの国内線で乗れる787は、羽田・岡山間と羽田・広島間に限られている。今年の1月からは羽田・フランクフルト間も飛んでいる。実際、間近で見ると、やっぱりドリームライナーというだけあって、魅力的だ。チャンスがあれば実際に乗って、最新鋭機を試してみたい。きっと、すごいだろーな・・・。

花信風

IMG_0387.JPG東京の桜は331日に開花を迎えました。寒さ続きだったため、平年より5日遅れだったそうです。地域で予定されている桜のイベントも、今年ばかりは、日程に苦慮しているようです。

 

そうした中、宮崎台駅周辺では恒例の「桜祭り」が開催されました。残念ながら桜の花はまだ見ることはできません。しかし、駅前広場を中心に多くの人で賑わっていました。

 

IMG_0386.JPG つぼみは、見るからにまだ硬く閉ざしている様子です。風は冷たく感じられるものの「花信風」によって、まもなく開花することでしょう。今週末ぐらいには、見ごろを迎えるのではないでしょうか。春の暖かさを待ち遠しく感じる今日この頃です。