2012年7月アーカイブ

IMG_0631_copy.jpg明日より、「公務出張」のため、7月一杯、ブログをお休みさせて頂きます。

 

さて、7月も後半に入りました。7月は「文月」(ふづき)とも呼びます。どうして「文」なのでしょう。調べてみました。語源は、「穂含月」(ほふみづき)のようです。つまり、稲穂が成長し、実りをつける時期の意と解されます。

 

 この夏は文月の意のように、人として実を付け成長する夏としたいです。皆さんは、どんな夏にしたいですか。

 

写真:私の好きな場所「ヴィラデストガーデン」から1枚

団体ヒアリング

582218_441950779169011_1933431448_n.jpg 川崎市内にある35団体とのヒアリングが、4日間にわたって行われています。1団体の所要時間は40分程度で、要望内容をお聴きした後に意見交換となります。こうした活動は、自民党に限らず他の一部の政党でも行っています。

 

市への要望内容は多岐に渡っています。団体の皆さんからの声を聴くと、新たな課題の発見もあります。ヒアリングを通じて改めて感じるのは、様々な業種や団体によって地域が支えられていることです。

 

 普段は行政側からの情報を受けて政策につなげます。加えて、団体(市民)側の要望を受けることも大切なことなのです。地域の発展にご尽力戴いている団体の皆さんに、感謝です。

ふれあいネットは、市民の利便性などの向上を図ることを目的に、平成1111月よりスタートしました。公共施設の利用は、電話やファクシミリ、インターネット、身近な区役所の端末で申込みが可能です。しかし、高倍率により施設利用の抽選になかなか当選できないといった苦情がありました。そこで、川崎市議会の本会議で、これまで改善を求め発言してきました。

 

施設の申込み状況と抽選倍率はこうです。テニスコートなどの屋外スポーツ施設は、本年4月から6月までの抽選申込み件数が約12687件、抽選倍率は8.5倍です。また、平成234月から平成243月までは、抽選申込み件数が439248件、抽選倍率が8.6倍でした。屋内スポーツ施設は、本年が17124件で5.7倍、平成23年度が68832件で5.6倍となっています。教育文化会館・市民館は、本年が約61916件で6.1倍、平成23年度が257320件で6.3倍です。その他の会館施設は、本年が15062件で4.5倍、平成23年度は約6万件130件で4.4倍となっていました。

 

これまでは、川崎市民と市民以外の抽選予約の申込みに制限はなく、不公平感を感じる制度となっていました。当選率が下がる理由の1つに、市民以外の登録者による抽選予約の申込みがありました。市の公共施設であるのに、税金を納めている市民と、利用料だけで済む市民以外の利用者との間に不公平感もありました。

 

こうした声を受けた川崎市は、平成244月から、市内登録を優先した抽選申込みの実施に向けて、新しい利用者カードへの変換を実施しています。新しい利用者カードは有効期限を3年とし、種別を3種類から5種類へと変更しました。また、これまで年齢要件がなかったものに15歳以上という条件も加えました。

 

 議会質問で改善を求め、一歩前身です。引き続き、公共施設などの利用促進につながるよう、市民の皆さんの声を市政に届けてまいります。尚、平成2541日からは従来のカードは利用出来ないため、交換の手続きが必要です。交換期間は平成24420日から平成25329日までです。

保存か撤去か

IMG_0769_copy.jpg写真は11日に撮影した写真です。気仙沼市鹿折(ししおり)地区に現在も残る、大型漁船「第18共徳丸」です。なんとこの船、港から800メートルのこの位置で留まっています。他の船は撤去済みでこの船だけが残されていました。かなりの大きさです。

 

報道によると市の計画ではこのまま保存し、船の周辺に公園の整備を計画しています。後世に伝える震災遺産と考えているようです。

 

一方、一部の住民からは、保存に反対との意見もあるといいます。仮に撤去すると、5億円かかるとの試算も。

 

 移すにしても残すにしても多額の予算を必要とします。もちろん、国の支援のもとで行うのが望ましいでしょう。地域の声を大切に受け止め、判断してほしいものです。今後、市議会は市の公園計画をどう捉えていくのか、注目です。

風評被害に立ち向かう

IMG_0758_copy.jpg10日、南相馬市役所農林水産課にて、放射能による農業への影響と対策についてヒアリングを行いました。市内の農業は、水稲がほとんどで、今年は、作付けを行っていないといいます。一番の問題は、「風評被害」でした。作っても売れない深刻な状況が伝わってきました。

 

JAそうま農産物直売所に行ってみました。福島県産の野菜が並べられ、検査結果も示されていました。いずれも放射能は、見る限り全ての品で検出されていません。

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  最後に下の一枚。ここは原発から約10キロの場所です。カーナビをみると、道路の先は、陸地です。しかし、地番沈下の影響もあり海水が引かず、まるで海のようです。もともとの海岸線は、この車から約百メートル先にありました。元通りになるには、時間がかかりそうです。

頑張れ、福島!!

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福幸(ふっこう)支援

IMG_0749_copy.jpg  南相馬市内の警戒区域で商いをしていた一部の店は、ここに集結していました。その名も「福幸商店街」(ふっこうしょうてんがい)です。プレハブによる商店街には、食堂、おみやげ屋、とこやなどが入っていました。

  

IMG_0751_copy.jpg  ランチのため入ったのは、双葉食堂です。全員「もやしラーメン」を注文し頂きました。これが、なかなかのお味でした。客層は平日のせいか、地元の方々が多かったようです。商店街を利用することで、復興の一助となります。是非、皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。 IMG_0750_copy.jpg

1年半経っても

IMG_0733.JPG福島県議会議員の案内のもと、いわき市内を視察してきました。復興の状況と危機管理について調査をしてきました。原則、福島県内のがれき処理は、県内で処理をしているとのことでした。

この写真は、海岸近くにある小学校のグラウンドです。未だに多くのがれきの山がつまれていました。1年半経っても、小学校の校庭に置かれている現状は、問題として受け止めなければなりません。

 

  IMG_0739_copy.jpg福島第一原発20キロ圏の入口では、警察官による検問があり、ものものしい雰囲気です。持参のガイガーカウンターの数値は、0.26マイクロシーベルトを示していました。20キロから30キロ圏内では、市民の姿もみられました。

 これらの状況から、国の対応の遅れを感じました。政治のリーダーシップによる、早い対応が必要です。

035.JPG被災地を、訪れています。写真は津波の被害のあった福島県いわき市薄磯地域での一枚です。ここで多くの尊い命が奪われました。「がれきに花を咲かせましょうプロジェクト」では、がれきなどに花の絵を描いていました。

 

津波の被害で建物はありませんが、残った基礎などに花の絵を描き、「復興に向けて町を明るくしていこう」という活動です。絵を描いているのは、大学生などのボランティアと地元の方々によるものです。

 

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 ボランティアの皆さんは、少しでも被災地に元気を取り戻してほしいと、描き続けています。花の絵を見たら、亡くなった方々に対して、手をあわせてほしいといいます。多くの方々の温かい気持ちと行動によって、復興は進んでいます。

まちを守る!

157.JPG小雨のなか、「第18回宮前消防団操法大会」が開催されました。宮前区にある消防組織は、地域ごとの6班に分かれています。この大会では、それぞれの班による操法を披露し、技術の向上につなげます。4人一組となり、操法の基本動作により、ポンプをつなぐことから、放水まで競います。

 

消防団の選手の皆さんは、技術の向上を目指して、夜に集まり、操法練習をしてきたといいます。我々には見えない努力が、宮前区民の安心・安全を支えているのです。

 

本日の大会の優勝は神木班、2位は土橋班、3位は馬絹班という結果になりました。神木班の皆さん、優勝おめでとうございました。また、県大会に臨む、宮前分団の健闘を祈ります。

盛り上げよう、30周年!

P1010958.JPG先日、宮前市民館で開催された「宮前区誕生30周年記念式典」の際に撮った写真を頂きました。 

 

来賓の挨拶では、阿部孝夫川崎市長、小泉一郎先生に続き、宮前区議団を代用して挨拶させて頂きました。

 

 

 式典に留まらず30周年記念事業は、まだまだ続きます。イベント情報は、宮前区HPを確認のうえ、お見逃しなく。

 また、区は、「宮前区30周年特別映像」(注:音でます)を作成しています。ユーチューブで観れるこの動画は、30年の歩み、区の名前の由来、名所などが紹介されています。宮前区の魅力を再発見できるかもしれません。

C級グルメって!?

IMG_0706_copy.jpg「第2回みやまえC級グルメコンテスト」は、宮前区役所で開催されました。A級・B級ならぬC級グルメとは一体?

 

日本各地で、A級グルメ・B級グルメが話題となっています。ここは聴きなれないC級グルメで競います。このCの意味は、「おいC、たのCCommunityづくり」のCだとか。この銘銘は、なかなかのアイディアです。

 

参加条件には、宮前区内の農産物などを使用しなくてはなりません。そこで、オリジナル料理を募集し、コンテストを行ったのです。

 

IMG_0704_copy.jpgC級グルメブースでは、試食とレシピの紹介を行っていました。第1回グランプリ受賞の「わが家にこにこ手づくりまんじゅう」を頂きました。なかなかのお味です。残念ながら今年の受賞料理は、頂くことが出来ませんでした。

 

 地場産の食材を使用するのは、「地産地消」の推進や、地元の農産物のPRとなります。来年の第3回に期待です。