等々力緑地再編整備に向けて

DSC05399.JPG「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」主催の、川崎市議会議員を対象とした「競技場視察会」が実施され、参加してきました。サポーターが満員時(2万5000人)のスタジアムの状況を確認するため、Jリーグの試合にあわせて視察が行われました。競技場施設の問題点を見てきました。

 

1962年に建てられたこの競技場は48年が経過し、老朽化が進んでいます。そもそも、Jリーグが存在しない時に造られた建物です。今の現状に照らせば、その構造事態に問題があるように感じます。スタンドのコンクリート壁の様子をみると、雨が染み込んだ跡があり、危険な箇所があります。耐震性は大丈夫なのか、安全性に疑問を感じました。

 

ハーフタイムのコンコース(廊下)の状況を確認しました。二階席から下りてくる人の流れと1階席の人が合流し、人がすれちがうのがやっとな程、人でごったがえし、かなり狭い状況です。トイレでは、特に女子トイレの利用待ちで長い列ができていました。あの状況では、後半戦が始まるまでに席に戻るのは容易ではありません。

 

川崎市議会では20093月に、環境委員会において「等々力陸上競技場の全面改修を及びその周囲の施設・環境の速やかな改善に関する請願」が審査され「採択」となっています。議会の判断も、改善を指示する結果となっています。

 

川崎市では、等々力緑地再編整備計画策定に向けて、検討作業を行っています。予定では、9月中に「再編整備基本計画」をつくり、20112月・3月に「再編整備実施計画」を策定する予定です。

 

 私は、陸上競技場とサッカースタジアムを分けて、新設する案を支持しています。現在開かれている川崎市議会定例議会では、14日に各会派の代表質問が予定されています。我が党もこの問題に対して、質問を予定しています。是非、チェックをお願いします。