竹林に身をまかせて

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誰にも行きたい場所や、もう一度見たい景色がある。

鎌倉の報国寺は誰が行っても、好きなだけの寛ぎの時間を与えてくれる。

寺の奥に誘われると静けさとともに2000本の竹が我々を迎えてくれる。

茶屋では、京都一保堂製の抹茶を飲みながら竹林を存分に楽しめる。

今まで忘れかけていた感性がよみがえる。

風の音、自然のにおい、水の音・・・。

ここをよく訪れていた川端康成は、何を想ったのだろう。

神秘的なこの空間からパワーを吸収する、そんな場所である。