「進撃の巨人」 川崎に現る!

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 ラゾーナ川崎で、人気漫画の「進撃の巨人」を映し出す、プロジェクションマッピングを観てきました。ユーチューブでは、大阪城や東京駅での映像を観たことがあります。いつか実際の、建物に映し出されるプロジェクションマッピングを観てみたいと思っていました。美しくもあり幻想的で、想像をはるかに超える展開を観るチャンスはないか、心待ちにしていました。ある時、報道番組で「進撃の巨人」をテーマにした、プロジェクトマッピングを、川崎でやっていることを知りました。これは、観に行くしかありません。

 

午後7時、川崎駅に隣接するラゾーナ川崎内は、歩く隙間のないほど、人で溢れかえっていました。映し出される建物は、あのミューザ川崎シンフォニーホールのガラス張りの高層ビルです。雑踏の中、やっとのことで自分の立つポジションを確保しました。見上げるビルは、闇夜に隠れるシルエットでしかありません。映写が始まると、あの静かなビルが、激しい動きへと変化していきます。

 

そう、今年の1月、「進撃の巨人」と言えば、マンガを担当する講談社編集部に所属する川窪慎太郎氏と同席し、話をさせて頂いた事がありました。彼はこの件で注目の人物として、TVにも出演していました。川窪氏は、作者と直接打ち合わせをし、作品を仕上げていく仕事をしています。正直、漫画をあまり観ることのない私は、その存在を知ることはありませんでした。恥ずかしながら、川窪氏にストーリーの質問攻めをしていた事を思い出します。そのご縁を頂きながら、マッピングで経験するとは、思いもよりませんでした。

 

「進撃の巨人」益々、興味を持ちました。少しずつ読んでみようと思います。プロジェクションマッピングの迫力は、実際に眼にしてみないと味わえない感動です。これは、芸術と言っていいかもしれません。川崎市内の経済効果も、期待します。