嵯峨野

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  久しぶりに京都を旅した。清少納言の枕草子にも綴られる「嵯峨野」は、今も変わらない佇まいを残していた。平安時代の皇族や貴族が、好んでこの場所を愛していたという。一眼レフを片手に、嵯峨野にある天龍寺を参拝した。

 夢窓国師は何を想い、この庭を造ったのだろう。今も昔も変わらぬこの風景を、平安時代の貴族や皇族が眺めていたと思うと、いつまでも愛でていたくなる。

 大方丈から曹源池を見ていると、まるで時間が止まったような感覚になる。寺に座して横となり、池から臨む嵐山を眺めたくなる。それもそのはず、「寝ころぶこと禁ず」の立て札は、参拝者の心を表していた。

 今や世界文化遺産となり、海外からも人が集まる名所となった。桜の咲く季節には、きっと違った景色を見せてくれるだろう。その時はもう一度、訪れてみたい。今年から始めた趣味の、一眼レフのカメラをもう一度、片手にして。