2012年12月アーカイブ

カワイイ区民になった私

IMG_1206.JPG福岡市役所の1階ロビーで時間調整中、こんなお知らせが目に飛び込んできました。以前、ニュースで話題になっていた、あの「カワイイ区」のご案内です。早速、カウンターの担当者に登録方法を尋ねてみました。詳しく聴くと、福岡市民以外でも区民になることができるといいます。

 

hirotoimg166.jpgネットでの登録で受け付けているというので、早速カウンターの前でアイフォーンを操作し、登録してみました。登録料は不要ですが、住民票を入手するには300円を必要とします。私の区民番号は「42061」つまり、区民の数を表しているので4万2千人以上の区民がいることにります。

 

担当者の話によると、この収益は市に入るそうです。目的はどこにあるのか聴くと、シティーセールスだといいます。メールを登録することにより、市の魅力や情報を発信しています。なるほど、アイディアですね。これを考えた人はすごい。

 

  

地熱発電

IMG_1195.JPG日本で最大級となる九州電力、八丁原地熱発電所を視察しました。自然エネルギーを活用した地熱発電は、注目のエネルギーです。この施設には国内外からの視察団が後を絶たないといいます。

 

 電力量は、八丁原(大分県九重町)11万kw、八丁原バイナリー(大分県九重町)2000kwです。仕組みは、高温のマグマの上に地熱貯留層があり、その中に水溜だまりがあります。その上にある雨水を通しにくいキャップロックの地層により、保温されています。地下760から3000メートルの間にある地熱貯留層に溜まった水に蒸気井を差し込み、蒸気と熱水を吸い上げます。そして、蒸気とタービンを回転し発電します。

その効果は、二酸化炭素をほとんど出さず、年間約20万キロリットルの石油を節約することが可能です。何よりも環境に優しいエネルギーだということです。まだ、地熱発電所は、全国17箇所(54万Kw)と少数です。

震災以降、原子力発電に替る電力源を、どこに求めるのか問われています。電力のベストミックスを模索しなくてはなりません。日本の地熱発電に、未来のエネルギーとして、十分な可能性を感じました。全国に地熱発電の開発が進むことを期待します。

alpinist

DSC00519.JPG先日、鷺沼駅で、アルピニストの野口健さんとご一緒させて頂いた。山にて生死を分ける程の厳しい環境に挑み、頂点を目指す姿勢は実に恰好いい。冒険家の言葉には力があった。

野口健さんは7大陸最高峰登頂に成功している。それだけではない。遺骨収集や富士山とエベレストの清掃活動を行っている。誰にでもできることではない。実体験から語られる言葉には、人を引き寄せる魅力があった。

得票報告会

IMG_1184_copy.jpg 衆議院議員選挙が終わりました。厳しい激戦を勝ち抜いた自民党川崎市連に所属する3人が揃い、結果を報告しました。当選とは言え、3人に笑顔はほとんど見られませんでした。挨拶からは、国政に向けた強い決意を感じます。

「勝って兜の緒を締めよ」

国政の課題は山積しています。

公約の実現に向けて、邁進です。

これから、自民党の真価が問われています。

 

 さて、嵐のような12日間でしたが、気を抜く間はありません。明日は川崎市議会の本会議です。引き続き、市政の課題に挑みます。

DSC07758_copy.jpg川崎市中部小児急病センターが設置されることになった。平成25年から5箇年を期間とした「川崎市地域保健医療計画」に位置づけられる予定だ。市中部地区に初期救急の医療強化を図り、今後10年間見込まれている子どもの増加に対応する。特に幼児は昼夜を問わず発熱することもあるので、小児救急医療体制の強化は子育て中の親の強い願いである。

 

現在の体制は、南部小児急病センター(市立川崎病院)と北部小児急病センター(多摩休日夜間急患診療所内)の2箇所で診察している。両センターでは基本的に、日曜・祝日・年末年始の24時間及び毎夜間(365日)に小児科の専門医が初期診療を行っている。市内の子どもの数が増加傾向にあるため、年末年始など混雑し受診の待ち時間が長時間になることもあるという。

 

   宮前区をカバーする、北部小児急病センターの患者居住地別割合(平成23年)では、多摩区で48.4%、麻生区で13.8%。宮前区では19.8%2番目に多くなっている。中部に同様のセンターが新設されれば、北部の混雑緩和につながり、緊急に治療を必要とする子どもたちに的確に対応することが可能となる。

 

 中部小児医療センターの新設は、増加するニーズに応えることの他、真に救急医療が必要な子ども達の受診を円滑にすることになる。子どもの急な発熱は、夜間に起こることがある。我が子の高熱の対応に迫られた親なら誰でも思うだろう。夜間でも診てもらえる医療機関が近くにあることの安心を。3箇所目の早期設置を求め、安心して子育てが出来る環境の整備を推進してまいります。

兼職

市長と国会議員を一緒に務めることなど出来るのだろうか。先日、自民党代表質問で市長に対し「首長と国会議員の兼職について」見解を聴いた。残念なことに、市長としての考えを答弁で聴くことはできなかった。市長は、市長会などと連携しながら取組みを進めていくと語った。

 

指定都市市長会において協議・検討しているのは、「地方自治体の首長が、国民の代表たる国会議員となり、国会での議決権等を持つことの必要性について、調査・研究を行い、議論を重ねてきた」としている。

 

海外ではフランスで兼職を認めており、「国会議員の地方公選職との兼職率は上院(78.16%)、下院(84.44%)にも及ぶ。(自治体国際化協会)メリットとなるのは、地方の課題を直接、国で意思表示することが可能となる。インタラクティブな情報伝達により、スピード感も加わる。

 

 欧米で散見される事例の1つを示したが、その国の自治制度の違いも併せて論じないと間違うことになる。フランスには小さいコミューンも多数あり、事務も限定的である。職務の範囲から考えても、兼職が許される範囲にある。自治制度が違う日本では、二院制も含め大都市制度全体の議論として検討してほしい。

急ハンドルはきらないで

先日の市民委員会で「県民のいのちと暮らしをまもる県単独制度の継続を求める意見書提出を求める陳情」を審査し、不採択となった。神奈川県の財政事業が厳しいことから、様々なサービスなどを見直していこうというのだ。県は10月に「神奈川県緊急財政対策」を発表した。

 

神奈川県の財政フレームによると、平成25年度と平成26年度を併せた収支不足は1600億円に及ぶと見込んでいる。緊急財政対策本部からは、「県有施設の原則全廃」「県単独補助金は一時凍結のうえ抜本的見直し」を指摘している。

 

市に寄せられた陳情には「財政事情のみで判断し、予算を廃止・削減することはあまりに乱暴であり、看過できるものではありません」と指摘している。

 

例えば、小児医療費助成事業は、神奈川県の補助率1/4と川崎市の1/3の負担割合で運用している。県からの補助がなくなれば、その運用にも支障をきたさないとは限らないと懸念している。

 

 委員会では私から、議会の意思を示す前に、神奈川県と川崎市による協議で対応するべきと指摘した。県には、これまで拡大させた県有施設の必要性をもう一度、検証してほしい。財政不足による改革は理解できるが、命にかかわるサービスに影響があってはならない。急ハンドルをきるやり方は、いかがなものか。ましてや、行財政改革は、中長期的に改善を図るのが筋である。

海外にビジネス展開を!

市民委員会に24日開始予定の「海外ビジネス支援センター」の概要について報告があった。所在地は羽田空港の対岸にある、川崎区殿町3丁目地区。建設中の川崎生命科学・環境研究センターLiSE(ライズ)の1階に設置される。

 

機能は、海外展開を目指す市内企業等に対し、専門コーディネーターがアドバイスする。また、海外ビジネスマッチングの場としての役割も果たす。

 

国内経済が低迷する中、経済成長の目安として用いられるGDP(国内生産)に替え、GNI(国民総所得)を指標にする動きがある。このことにより、海外に向けて進出しようとする企業の有利に働くことなる。

 

羽田空港に隣接するだけに、海外に向けた活動拠点としては好立地だといえる。東南アジアなどの地域販路の開拓に、企業の期待に十分に応える施設となる。日本の経済成長を押し上げる施設として、その役割に期待したい。

心の余裕

 師走、誰もが多忙になる時期を迎えました。気がつけば仕事に忙殺される毎日です。そんな時、目の前の事で一杯になり、周囲の変化に気づかない状態に陥ってしまいがちです。そうです、心に余裕がなくなっているのです。

 

長友祐都著『上昇思考』の一説を想い出しました。インテルに所属するチームメイトがボランティア活動を行っていることを知り、周囲の見方が変わったといいます。サッカーだけに囚われていた自分に気づき、心に余裕を持つことの必要性に気づいたのです。

 

チームメイトを見習いたいと考えた時から、周りの動きがよく見えるようになったそうです。試合でも、心に余裕を持って臨むことができたといいます。

 

私も常に、心に余裕を持ちたい。世界の最前線で活躍する、長友選手のその心に学びました。今夜も読書から、生きるヒントを探します。