2012年9月アーカイブ

政策条例を議員で議論

 27日の市民委員会で「川崎市子どもを虐待から守る条例」骨子案の提案がありました。議員で構成されたプロジェクトメンバーの代表から、概要の説明を受けました。28日には、この骨子案について議論しました。川崎市議会における政策条例の提案は、これで2例目となります。

 

初回の議論では、会議の前提となる出席する議員構成について意見が分かれてしまいました。政策の中身に入れない事態が続き、審議が出来ない状況に陥ってしまいました。政策条例ともなれば、それぞれの議員の考え方があり、意見が平行線となることもあります。2回目の会議でようやく、骨子案の中身について議論ができるようになりました。

 

 今後、議員の提案する条例は、増えていくことが見込まれます。それをどのような形で審議し市民意見を聴くのか、新たなルールづくりも必要となります。議会改革の場で、議論も必要になってくるでしょう。条例骨子案に対する3回目の審議は、101日に行われる予定です。

自民党総裁決定

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選挙の結果、安倍晋三氏が当選されました。

◆神奈川県の自民党員による開票結果を報告します。選挙人数36047、投票総数22979、投票率63.75%、有効投票数22874、無効投票105

安倍晋三8774、石破茂11093、町村信孝515、石原伸晃2177、林芳正315

 

◆国会議員投票+党員票結果

安倍晋三 54(国会)+ 87(党員)=141

石破茂  34(国会)+165(党員)=199

町村信孝 27(国会)+  7(党員)= 34

石原伸晃 58(国会)+ 38(党員)= 96

林芳正  24(国会)+  3(党員)= 27

◆国会議員による決戦投票

 安倍晋三108、石破茂89、無効票1 合計198

市議会

DSC07357.JPG 決算審査特別委員会での質疑が無事終わりました。発言内容につきましては、議会発言集にUPしました。

 27日からは、市民委員会での議論に場を移します。重要案件の議題が待っています。次の議論の準備を進めなくてはなりません。夜通しでの勉強が続きます。

お知らせ

 明日、925日(火)午前10時より、川崎市議会本会議場にて開催の「予算審査特別委員会」に、一番目の質問に立ちます。

 

 議論のテーマは、「子ども手当て」を検証する内容です。市議会HPからインターネット中継もあります。是非、ご覧下さい。

IMG_0966_copy.jpg電線類の地中化は、良好な景観形成の役割を果たすことに留まらず、災害時の避難経路の確保や、電柱による道路の遮断を未然に防ぐことに効果を発揮します。川崎市では「第6期無電柱化推進計画」(5カ年計画)により計画的に整備しています。震災以降、地域防災計画などの見直しを図り、災害に強い街づくりを目指しています。同様に、首都直下型地震の被害を想定した、「防災」の視点を取入れた新たな計画に改めるべきです。

 

 現在の計画では、緊急車両のみ通行可能となる「緊急交通路」等や、防災拠点である「区役所周辺」を優先して整備しています。防災の位置づけはこれだけです。しかも、平成243月末時点で市全体の整備済延長は30kmで、無電柱化率は1.2%に留まっています。平成263月末時点で34kmを目指し、無電柱化率を約1.4%まで進める予定です。これでは、あまりにもスピード感がなく「防災」の視点に欠けているといえます。

 

宮前区内では、宮前平駅前の宮前平13号線、富士見台小学校前の宮前平15号線、宮崎台駅前の宮崎25号線、鷺沼駅前の東急ストアを囲む(久末鷺沼線、鷺沼線、鷺沼36号線)が、既に完了しています。緊急輸送路となる尻手黒川線は、残念ながら未整備となっています。次期計画に優先すべき梶ヶ谷菅生線を、視察してきました。まずは、平成26年度からの第7期整備計画に位置づけられることが必要です。

 

 都市防災の向上のために、避難所周辺の電柱の地中化を、計画に位置づけるべきです。幹線道路などを優先するため、住宅地の位置づけは遅れているのが現状です。宮前区民にとって重要となるのは、玄関から出た先の生活道路にあります。そこは、災害時の避難路となるのです。川崎市には災害時の避難路、救済路となる防災空間の確保を目指した整備計画にするよう求めて参ります。

 市議会では実にいろいろなテーマを議論しています。先日の代表質問では経済振興策の視点で、「街コン」についての質疑がありました。議会側の質問内容は、街コンに対する市の考え方を聴く内容です。

 

 市の答弁では、1020日にJリーグのサッカー観戦後、「街コン」の企画が予定されていることを前提に、「スポーツを通じた地域の活性化と商店街を活用した交流の場の創出は、川崎市のイメージアップや商店街の活性化に資するものと考えており、積極的に応援してまいります。」(抜粋)というものだった。

 

 市に改めて電話でも聴いてみました。「答弁にあった積極的な応援とは何か?」市の担当官は言います。「具体的には後援を行っています。」つまり、行政のお墨付きをあたえることによって、市外からも安心して参加して頂く事ができるのだそうです。

 

 街コンは民間団体と周辺商店街の飲食店との連携により、新たな地域活性化に貢献します。しかも参加者にとっては、サッカー観戦で盛り上がった後だと、一致する趣味の話題で余計に楽しめるのではないでしょうか。この企画、ナイスアイディアです。幸せなカップルが誕生することを願います。最近、川崎の街コンが熱いようですよ。

いじめ問題

何故、そばに居る大人は、子どもの悲痛なメッセージに気づいてあげられないのだろうか。一連のニュースを見て、そう感じてならない。いじめ問題のあった学校長の会見を見ていると、その言葉は何故だか「弁明」にしか聴こえない。

 

 川崎市議会でも、「いじめ問題」に対する議論があった。議会側は、大津市のような事件において教育委員長や学校長は、どのような権限を行使できるのかと聴いた。教育長の答弁は、「学校教育法には、児童生徒に懲戒を加えることができる」(抜粋)と定められているという。

 

 川崎市では懲戒と別に規則で次のように定めている。「他の児童生徒に教育の妨げがあると認める児童生徒があるときは、その保護者に出席停止を命ずることができる」(抜粋)。しかし、この適用は過去に一回も執られていない。

 

 子ども達の身近に居る者が、しっかり子ども達の日常の様子を見てやることが大事である。コミュニケーションにより、ちょっとした変化を見落としてはならないのだ。いじめ問題は、「未然防止」と「早期発見」の、2つのセンサーで食い止めたい。

川崎の水がめは大丈夫!?

利根川水系のダムの水が不足している。現在の8ダムの総貯水率は38%。映像から見ると、ダムの湖底が露出している。流域15県(東京・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木)では、10%の取水制限を決めた。このニュースをみた川崎市民から、川崎市は大丈夫なのか、心配の問い合わせが市に寄せられているという。そこで、川崎の水がめは大丈夫なのだろうか。

 

川崎は4つの水がめから取水している。現在の貯水状況は、丹沢湖水(86%)、相模湖水率(87%)、津久井貯水率(84%)宮ケ瀬湖貯水率(96%)で、4湖合計貯水率は、91%となっている。

 

神奈川の水系は、水を融通することが可能なので、不足には至っていない。今後、不足する地域の市民生活に、影響がでないことを祈るばかりだ。

手書きの力

IMG_0962_copy.jpg 

 手書きによる一通の絵葉書を頂いた。北欧のストックホルムからのようだ。初夏のヨーロッパの旅路で、お世話になった方からの手紙だった。

 

絵葉書の写真は、ストックホルムの美しい街並みが写る。差出人の気持ちを表しているようだった。裏面に書かれた万年筆の青色が、綺麗に映えている。

 

ある作家が本でこう書いているのを想い出した。

       「一通の手紙には、十本の電話に勝る優しさがある」

 

やっぱり手書きの手紙を頂くのは、うれしい。何よりも、心が伝わってくる。どうやら私は利便性の下で、人と人とのつながりの大切な何かを、忘れてしまっていたようだ。

 

そう、「紳士な人」は、最後まで礼を欠かしはしない。絵葉書を片手に、あの人への感謝の念を抱かずにはいられなかった。

 

米寿・白寿

決算審査特別委員会を目前に、川崎市の決算書を分析していると、「敬老祝品贈呈事業」というのがありました。

 

1年間の事業費は43454000円です。事業内容は、対象年齢に達するとカタログギフト方式により、好きな品(川崎の名産品)を選ぶことができるサービスです。88歳を迎えた方に1万円相当のギフト、99歳を迎えた方に2万円相当のギフトを贈呈するものです。

 

お祝品はどのような物が選べるのでしょうか。カタログを見せてもらいました。なるほど、「川崎フロンターレお楽しみセット」「空気清浄機」「マリアンナ化粧品」など、確かに川崎の地にゆかりの品が並んでいます。

 

参考までに、横浜市の敬老祝事業はこうです。100歳に2500円相当の写真立て、101歳に1000円相当のお茶、各区最高齢の男女に3000円相当の品だそうです。

 

 こう比較すると、自治体によってサービス内容に差があることが分かります。高齢化社会を迎え、対象者は増加しています。めでたい事業だけに、継続性が課題となります。川崎市の「祝意」の方法がどうあるべきなのか、考える時期も近いのではないでしょうか。

羽田空港の楽しみ方

IMG_0941.JPG 羽田空港「UPPER DECK TOKYO(本館南側3階)で寛ぎの時間が待っているANAカウンターを見降ろすテラスには、260種類もの名作家具が並べられている。ちょっとした待ち時間を利用して、いろいろな椅子に腰かけるのがいい。ここでは、世界の味も楽しむことができる。

 

Eames Lounge, Nelson Marshmallow sofaなど、一流のデザインされた、一度は座ってみたい椅子ばかり並ぶ。これだけの名作を自由に触れるのは、ここだけではないだろうか。私は、座り心地を試しながら、空港の雰囲気を感じるのが大好きだ。

 

 しかもここでは、8カ国・9種類のなかから、食事を楽しむことができる。私のお勧めは、チャイナタウンデリで注文する、坦々麺である。味も辛さもなかなかいい。

 

 皆さんも、出発の余裕時間、夕方の到着の際は、出発ロビーを急ぐ人達をテラスから眺めながら、思い思いの椅子でひと時を過ごしてみるのはかがだろうか。

おめでとう1周年

tokubetsujuminhyou.jpg今日は「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム1周年、及び、ドラえもん誕生100年前」です。そして、この機会を捉え、ドラえもんへ「特別住民票」が交付されました。

本日より1年間の限定で、川崎市民の受けとる住民票にも、ドラえもんのキャラクターが透かしで入ることになりました。住民票を受けとる機会があったら、是非、紙を透かしてみて下さい.

 

 ドラえもんが川崎市民になりました。なお、この特別住民票は、枚数限定で市内7区役所にて無料配布されます。インターネットでもダウンロードできますよ。