2012年8月アーカイブ

議員間討議で議会改革へ

 「議会改革検討協議会」が午後、開かれた。議題は以下のテーマについて、議論した。議員同士による議論は時折、白熱することがある。議会改革に向けて、真剣に議論をぶつけあっているからだ。

 

 協議の内容や進捗については、川崎市議会HPにて逐次、情報公開している。今後の議会改革に注目して頂きたい。

 

IMG_0919.JPG議 題
    1 検討課題の協議
     (1)請願・陳情の審査等の取扱いに関するあり方
     (2)市長の決算審査特別委員会への出席
     (3)会議時間のあり方


    2 その他

 

 

    次回は、9月14日(金)午後に開催予定

市もtwitter

IMG_0920.PNG 川崎市は市の魅力情報を発信しようと、ソーシャルメディアを活用した新たな取組に挑戦しています。それが、「Twitter」です。

 

 投稿内容は、「研究開発・先端技術の集積、芸術、文化、自然を始めとした川崎の魅力情報を即時性・話題性・広域性などを考慮して発信する。」としている。早速、フォローしていみてはいかがでしょうか。

 

アカウントは    kawasaki_pr

誕生日

IMG_0918_copy.jpg お陰さまで誕生日を迎えることができました。これまでお世話になりました全ての皆様方に、心より感謝を申し上げます。また、FBなどでも、多くの「お祝いメッセージ」を頂戴しました。誠にありがとうございました。

 

本日の誕生日に併せて、地域の皆様方による「市政報告会」も開催して頂きました。パワーポイントによる私の報告は、「宮前区の課題と展望」と題し、説明させて頂きました。その席では、参加者の皆様方から宮前区の地域情報と、激励の言葉を頂戴しました。

 

そのお言葉を真摯に受け止め、引き続きまして「粉骨砕身」、地域発展のために努めて参ります。

市場も環境配慮

 今年で30周年を迎えた「川崎市北部市場」を、視察してきました。市場の環境配慮については、チェック機関にあたる「エコ化対策推進委員会」を新たに設置しています。特に、環境に配慮したゴミ処理を行う、2つの施設を見てきました。

 

IMG_0909_copy.jpg1つは、今年の9月から本格稼働する「生ゴミ処理機」です。ここに運ばれる生ゴミは、青果部門からのものが主です。一日の処理能力は1トンで、微生物を利用して生ゴミを分解します。生ゴミの全てを分解し、残留物は残らないというから優れものです。しかも、この暑さにもかかわらず、異臭は殆ど感じられませんでした。

 

  IMG_0912_copy.jpg2つは、「発砲スチロール処理施設」です。市場ということもあって、沢山の量が排出されます。右写真にあるこの機器で圧縮し、再生ペレットにします。その後は別の場所で、包装材・文房具・建材に再生されます。

 

市民の食の供給基地となる市場です。市民には見えづらい場面で、環境に配慮した取組みもあり、関係者の努力の一端を見た気がしました。議会側も引き続き、食の安全と安心の基点となる市場を、見守っていきます。

命のバトン

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陸前高田市を訪れたのは、まだオリンピックの話題も少ない、初夏だった。私はあの「奇跡の一本松」の雄姿を見たく、車を海の方向へ進めた。右折すると、陸前高田の街が一望できる。すると遠くに、1本の松が見えた。あの大きな津波に耐えぬいた、あの松に間違いない。勇ましく立派に、そびえ立っているはずだった。しかし私には、何故だか孤独で淋しげに映った。

 

近づこうにともそこには道がない。そう、そこは被災地である。海岸に近い松までの道は、未だ整備されていないのだ。まるで、そっとしていて欲しいと言わんばかりのように、人を近づけるのを拒んでいるようにも思えた。そう、その松のある場所は、神聖な場所なのだ。

 

多くの松の中で、唯一、生きのびた生命だった。しかしその期待の命も、終わりを迎えていたのだ。あの時は、出逢えた感動で気づかなかった。枯れ果てているようでもなかった。ただ、何だか耐えているようだった。そう、その姿が、人々の勇気を与えていたのだ。

   

川崎は、晩夏を迎えている。あれから、何日経っただろう。被災地の復興のニュースを聴くたびに、あの景色を思い出す。ある新聞の記事を見た。一本松のその後を紹介している内容だった。「自立の一本松心にとどめ」という見出しである。記事を読んでいくと、奇跡の松は枯死し、人の手により保存されることになったというのだ。陸前高田市の計画では、5つに切断し木の幹をくりぬいて、金属製の棒を入れ復元するという。これも震災の現実なのか。


 一方、奇跡の一本松の子どもたちは、順調に育っているという。専門家の手によって、自力によって栄養を取れるようになったという。この松の子供達が早くこの里に帰り、親木に寄り添う日を待ちたい。再び、復興のシンボルとして、この街を守って欲しいと願わずにはいられなかった

平成14年度から始まった行財政改革は、10年目を迎えました。川崎市の過去の財政状況を振り返ると、平成147月、財政再建団体へ転落する危険すらあったため「財政危機宣言」を行いました。その後、財政再建路線へとシフト転換しました。しかし、行革の一定の効果を見つつも、平成23年度決算見込みの市債発行残高(借金)は3会計合計で、15021億円余と依然、高い水準を示しています。そこで、これまでの行財政改革を検証します。

 

阿部孝夫川崎市長は先頭に立ち、行政の効率化と無駄の排除を目指した「行財政改革プラン」を積極的に進めてきました。その結果、平成21年度には、減債基金からの借り入れを行わずとも、収支均衡を図ることが出来ました。期間中の10年間の成果では、752億円の改革効果額を達成することに成功しました。

 

中でも効率的だったのが、市職員の人件費を見直してきたことです。平成14年度には、全国の政令指定都市で比率1位の高い水準にありました。職員数の見直しでは16143名(平成144月)であったものを、13410名(平成244月)とし、2733人の削減を実現しています。同時に給料表や特殊勤務手当、出資法人の見直しも進めてきました。その結果、一般会計の職員給だけでも247億円の削減に成功しています。

 

行革で生み出すことが出来た財源を、もう一度、市民の皆さんに見える形で市民サービスに還元していこうと、様々な施策に役立てています。例えば、小児医療費助成の通院費では、これまで小学校就学まで無償としてきたものを、この9月から小学校1年生まで拡大します。その他、水道料金の負担の軽減、公園や道路の維持補修にも利用されています。

 

これまでの積極的な行財政改革は、評価に値します。私も議会で行財政改革の必要性を訴えてきました。財政が健全であって初めて市民サービスの質の向上へとつながります。今後も市の改革に対しては、議会側からも厳しい視点で、チェック機能の役割を果たしていきます。引き続き、「新たな行財政改革プラン」(平成23年度から平成25年度)を支持し、推進してまいります。

川崎市で地盤沈下

環境局から、「平成23年度川崎市の地盤沈下状況について」の情報提供がありました。昨年の東北地方太平洋沖地震の影響で、全ての有効水準点において地盤沈下が確認されました。

 

結果、2cm以上4cm未満が、全体の95%を占めていました。地盤のゆるい埋立地は深刻でした。沈下が最大となった臨海部の東扇島では、11.28cmも下がってしまっています。

  

 宮前区のデータを、調べてみました。例えば、下末吉台地に位置する土橋東名公園では、平成22年度の標高で43m57.64cmでしたが、平成23年度では43m55.49cmとなっています。つまり、ここでも差し引き約2cm沈下していることになります。

 

  3・11地震の威力を改めて知ることになりました。今回の結果を踏まえて、地盤のゆるい地域の対策につなげなくてはなりません。

読書でインプット

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 お盆期間中は地域のイベントも小休止となり、幾分かの時間を持つことができます。そんな時は迷わず、読書で知識のインプットをします。

 私の読書術は、何種類もの本をその時の気分に合わせて同時読みします。現在、読書中の本を紹介します。

 皆さんはどんな本を手にしていますか。

 

『消費税、一体いくら足りないの?』 辛坊正記著 幻冬舎

『税高くして、民滅び、国亡ぶ』 渡部昇一著 ワック株式会社

TPP』 日本経済新聞社編

『中国を永久に黙らせる100問100答』 渡部昇一著 ワック株式会社

『守るべき人がいる』 佐藤正久著 株式会社ワニブックス

 

惜別

浜田幸一(ハマコー)先生が、85日朝、お亡くなりになりました。何事にも真剣に接し、とっても人情味あふれる人でした。日本の政治の一時代を築いてこられた、立派な政治家でした。浜田先生の故郷、千葉県富津市にお別れに行ってきました。

 

hamakou.jpg浜田先生には、私が政治の修行をしていた衆院秘書の時から、お世話になっていました。先生は私にこう言ってくれていました。「いつか川崎に選挙応援に行くからな」と。その約束は実現しないまま、今日を迎えることになってしまいました。先生のお話をもう聴くことができないのは、誠に残念でなりません。

 

 

 浜田幸一先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。先生、ありがとうございました。

交通安全対策

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 通学する児童の列に、車が突っ込むという、耳を疑うような事故が多発してきました。子供達は注意していても、防ぎようのないことが起こってしまうのです。ここで、通学路の安全対策を、改めて見直す必要があります。川崎市ではこれまで、「通学路点検」を再度行い、検証を行っています。

 PTAの皆さんと一緒に宮前区役所に出向き、、児童の交通安全に対する要望を行いました。事前に、児童の居るご家庭に対して、交通安全上の危険を感じる箇所についてアンケート調査を行っていました。 その結果、多くの危険な箇所の指摘が寄せられました。

 区役所への要望内容は、ポールやミラーの設置、カラー舗装など多岐にわたりました。区役所に要望を伝えた後に、宮前警察署交通課にも出向き、交通管理者に要望を伝えてきました。

 

「事故が起こってからでは遅い!大人が子供達を守らなくてはなりません」。要望に対する、区役所、警察の回答を待ちます。

カブトムシ

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カブトムシと言えば毎年、トイザラスで数頭買ってくるのが普通でした。しかし、今年は違いました。

 

息子は早朝4時に、「友達と都筑区内の公園に、カブトムシを捕まえに行く」と言って出かけていきました。

 

自宅に帰ってくるやいなや「一頭も捕まらなかった」と言ってくるのかと思いきや。なんと、その捕獲数、9頭!小さい虫籠には、所狭しとカブトムシがうごめいているではありませんか。

 

息子曰く、「木にくっついていたり、土の上を歩いていたり、沢山いた」というのです。

 

私の想像をはるかに超えるこの現実。カブトムシは山の自然の豊かな場所でのみ、捕まえることができる希少な昆虫だと思っていました。現実は、都会の公園にも沢山いたのです。皆さんの近くの公園にも、きっといるはずです。

 

リニア新幹線に関する情報

川崎市まちづくり局から議会側への情報提供です。

「リニア中央新幹線に関する説明会の開催について」です。川崎市北部の地中を通過する計画ともあって、市民の皆さんの計画に対する関心も高いようです。県民の方を対象とした説明会は以下のようです。

 

日時 平成24821() 1400~1630

 

場所 杜のホールはしもと 電話042-775-3811

     相模原市緑区橋本3-28-1 ミウィ橋本7

 

内容 (1)リニア中央新幹線の計画について

   (2)環境影響評価の調査状況について 等

 

定員 300

 

注意 事前の申し込みが必要とのことです。神奈川県交通企画課