測定結果

川崎市議会定例会では、各会派の代表質問が行われた。議論の一つに放射線量の測定について質問があった。川崎市は6月の調査に続き、450施設1818箇所の2次調査を実施したと回答した。

 

市内にある学校施設などの放射線量の結果で市の定めた0.19マイクロシーベルトを超えたのは、市内で18箇所あった。そのほとんどが雨樋の下で検出され、除去などの対応を行ったという。

 

市内で最も高かったのは、川崎区宮前小学校の雨樋の下で0.54マイクロシーベルトを記録。除去後は0.17マイクロシーベルトまで下がっている。

 

 一方、宮前区では子育て支援センターすがおの雑草地で0.24マイクロシーベルトを記録した。除去後は0.14マイクロシーベルトまで下がっている。担当者の話では、その土は既に浮島に運んだという。

 

 代表質問に対する市の答弁では、ガイガーカウンターの貸し出しも今後、検討していくとの回答があった。引き続き、市民の不安をやわらげる対策を望む。