拉致被害者家族支援「めぐみちゃんと家族のメッセージ~横田滋写真展」が、川崎市役所第3庁舎1階ロビーで開催されています。昨日のオープニングセレモニーでは、横田夫妻も参加され、大勢の人が来場しました。2階情報プラザでは「記事でたどる拉致問題」展も併催しています。ここでは、拉致問題の現実が写し出されています。
会場には横田滋さんが撮られた写真が、並べられていました。写真は、どこの家庭でもごく普通にみられる、子供の成長を記録したものです。旅行でしょうか、微笑ましい親子の一風景がありました。家族で過ごした13年間の記録が、ここに写し出されています。しかし、コーナーをまがると、そこから写真は一変します。北朝鮮から提出された、めぐみさんの写真へと移っていきます。非情なこの現実を、ここで誰しもが実感することでしょう。
これらの写真を見るたびに、早期解決を願わずにはいられません。我々に出来ることは、関心を持ち続けていくことです。ここに来て、拉致問題の現実に触れ、家族の絆だけは誰にも奪うことはできない、そう強く感じました。
開催日時は、平成23年11月28日から平成23年12月2日まで
午前8時30分から午後5時まで、但し、12月2日(金)は午後3時まで