川崎市建設緑生局より「川崎市内公園の落葉集積所における放射線量の測定結果について」の報告がFAXでありました。川崎市では、8月30日に26公園の落葉集積場所34箇所の測定を行いました。
宮前区内(4箇所)の結果は、鷺沼北公園0.13、菅生第4公園0.06、鷺沼公園0.10、五所塚第1公園0.08(北側)、0.09(南側)です。
川崎市建設緑生局より「川崎市内公園の落葉集積所における放射線量の測定結果について」の報告がFAXでありました。川崎市では、8月30日に26公園の落葉集積場所34箇所の測定を行いました。
宮前区内(4箇所)の結果は、鷺沼北公園0.13、菅生第4公園0.06、鷺沼公園0.10、五所塚第1公園0.08(北側)、0.09(南側)です。
交通局所管の環境委員会に対して、このところの新聞報道で連日、目にする「経路ミス」について、謝罪と報告があった。運行ミスを発生させた職員には、猛省を求めるために懲戒処分として、停職5日(1名)戒告(3名)を行ったと説明した。運行ミスの件数は、平成22年度で72件、平成23年度が21件(8月26日現在)起こっている。何故、このところ運行ミスが多発するのだろうか。
年次別の運行ミス件数の推移を訊ねると、平成21年度まではミスに関する報告のデータを取っていなかったという。ここ数年でミスがあまりにも増えたので、平成22年度から把握するようになったのだとか。平成21年度以前の記録がないため、増減については定かではない。ミスが増えたと感じられるのは、2年前から正確な数字が示されたことによって、報道で取り扱われることが増え、注目されるようになったのも一因のようだ。
それでは、運転手が経路誤りに気がついた時、どのように対処しているのだろうか。運転手はマニュアルに従ってバスを一旦停止させる。営業所への緊急連絡を行い、安全の確保を優先するとしている。そして、運行管理者の到着を待ち、指示を受け原状復帰を図る。お客としてその場に居合わせたら、時間のロスは計り知れないだろう。
連日にわたり、こうした報告を聴くのは、誠に残念なことである。速やかに再発防止のための緊急対策を講じてほしい。「一事が万事」。1つのミスがやがては、大きな事故につながることがある。市バス職員の皆さんには、ミスの撲滅と安全運行の徹底を望む。
関係者向けの川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの内覧会があり、視察してきました。原画の紹介を見て、気が付きました。ドラえもんが初めて世に出たのは、1970年のこと。小学館1年生から4年生など6つの学習雑誌に同時連載されたのが始まりだったとか。私が生まれた年に、ドラえもんがスタートしていた...。
そんなことで、自分もドラえもんをTVの前で観て育った世代ですが、大人になってから、自分の息子と一緒にドラえもんを観ることになるとは、想像もしていませんでした。つまり、姿形を変えずに41年間もの長きにわたり、子ども達に愛され続けてきたわけです。
いよいよ9月3日(ドラえもんの誕生日)、オープンとなります。展示物が子ども目線に低くなっていたり、授乳室やベビーカー置き場があったりと、小さい子どもさんにも対応されていました。ミュージアムカフェでは、作品にゆかりのオリジナルメニューが用意されています。ありました、「暗記パン」。残念ながら試食ならず...。
子ども達には是非、このミュージアムで「夢・希望・友情・勇気、大いなる好奇心、そして人を愛する気持ち...」を、体感してもらいたい、そう願います。
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム http://fujiko-museum.com/pc.html
平間公園内の落葉の放射線量が高いことが分かったのは、つい先日のこと。その後川崎市では、その他の34公園の落葉集積場所44箇所を測定していました。昨日、川崎市建設緑生局より、測定結果(速報値)の報告がありました。
例えば、宮前区9公園では、次の場所の測定結果が示されました。菅生緑地(西側)0.10、0.05、宮崎第4公園0.06、宮崎第3公園0.06、平寺山公園0.07、平緑地0.08、野川第1公園0.06、野川第2公園0.07、宮前平公園0.06 ※放射線量が0.19マイクロシーベルト/時間以下であれば、文部科学省が目指すとしている一般公衆の年間線量限度1ミリシーベルト以下となる。
災害等の危険を事前に察知することは、自分の身を守ることにもなる。震災以降、注目を集めているのが、緊急速報「エリアメール」(NTTドコモの対応機種限定)である。川崎市でも先月、独自のエリアメールを運用開始した。国と川崎市が配信するエリアメールの違いはこうだ。
国が発表する内容は、東海地震予知情報や津波警報である。緊急地震速報は、気象庁から出されており、我が携帯でも時折、緊急地震速報を受信する。余震の時は、会議の時でも容赦なく知らせてくれる。また、弾道ミサイル情報や大規模テロ、航空攻撃情報等も配信に含まれている点は、あまり知られていない。
一方、川崎市版緊急速報「エリアメール」では、避難勧告や避難指示、避難準備情報等が配信される。また、市民の生命や身体、財産を保護するために必要と考えられる緊急性の高い情報も含まれている。特徴は、川崎市のエリアに居るNTTドコモ対応機種を持つ全ての人が、対象となる。迅速で的確な地域情報が必要な時、携帯から情報を得られることは。対応の一助となる。
発信者側のメリットは、届けたい情報を区単位で配信する点である。速報を地域限定の情報として発信することが可能なのだ。また、通常の電子メールとは通信方法が異なるため、通信規制を受けることがなく、確実に情報を届けられる。
中原区の平間公園の落葉から、高い放射能汚染が確認された。平成23年8月18日の放射能性核種別検査によって、セシウムが12400ベクレル検出された。今後の対応について市は、次のように発表している。
汚染が確認された落葉については速やかに撤去し、隣接する平間公園プールの利用を一時中止することにした。また、他の箇所でも空間放射線量が「0.19マイクロシーベルト/時間」を越えた場所については、専門家の意見を聴きながら今後の対応を検討することにしている。
現在の取組中の対応としては、小中学校、保育園、幼稚園等の落葉等集積所を8月16日から8月26日の間、調査を行う。また、落葉等集積場所が判明した場合は、ビニールシートを被せ飛散防止と安全対策の措置を行うとしている。
身近な場所で、高濃度の汚染が確認されたことは、重く受け止めなくてはならない。ましてや、子ども達が多く集う場所だけに、より細かく迅速に対応をすることが求められる。川崎市の調査結果を待ちたい。
ツタヤでビデオを借り、映画『チャイナ・シンドローム』(1979年公開)を観ました。この作品は、原発事故をテーマにしたなんとも恐ろしい内容です。この映画の封切後、すぐにスリーマイル島の原発事故が起こり、話題を集めたといいます。
あらすじは、事故を隠そうとする組織と真実を暴こうとする側のドラマを描いた、サスペンス・アクションです。今の福島原発に起こっている現実と、何故だかダブってみえてしまいます。
チャイナ・シンドロームとは、「原子炉事故の炉心溶融のこと。米国で発生すれば、影響が地球の反対側の中国にまで及ぶという意」(ヤーフー辞書)。
今日は、66回目の終戦記念日。お盆休みを頂き、戦後の日本を描いた「コクリコ坂」を観てきました。私にとってこの映画の鑑賞ポイントは、「2枚の旗」でした。「えっ!何のこと」と思われるでしょうが、映画のなかでは時々、この2枚の旗が出てきます。船乗りなら、旗の意味がすぐ分かるので、このストーリーと旗との関係が何か、謎ときを始めます。
まだ観ていない方のために、ストーリーにはふれません。話の舞台は、1963年以降の横浜。この作品は、昭和の懐かしい街並みと人が描かれています。アラフォー世代なら誰しも、心にジーンとくるような感動をもたらしてくれること間違いなしです。さて、その旗は一体、何を意味するのでしょう。それは、国際信号旗といい、船などに掲げるものです。
この旗は、マリーナの旗竿や船で時々目にすることが出来ます。海で見かけるいろいろな模様の旗には、それぞれ意味があります。この2枚は二次信号でUWを指します。2枚を同時に掲げることによって「ご安航を祈る」、つまり、船が無事に帰ってきてほしいというメッセージになります。これを知って鑑賞するだけでも、ストーリーを味わい深く観ることができます。
長崎の地を訪れたのは、高校の修学旅行以来のことである。あれから何年経っただろう。戦争の歴史を、再び心で感じ取りたい。長崎平和公園の周辺を歩いてみた。
広場の中心に高い碑が見えた。原子力爆弾落下中心地碑である。66年前、この碑の約500m上空でファットマン(原子爆弾)がさく裂した。蝉の鳴く音、まぶしい太陽、透きとおる青空、あの日も変わらぬ風景だっただろう。
原爆資料館に初めて行った。展示資料は、これまで歩いてきた長崎市の街並からは想像することもできない程の現実を映し出していた。11時02分を示したまま止まっている時計は、歴史の真実を無言のまま語っていた。
資料館の最後の部屋は、「核兵器のない世界」と名付けられていた。世界には、いまだに何万という核弾頭が残されている。資料館には、多くの学生(若者達)が歴史を知ろうと訪れていた。
ナガサキアーカイブ
http://nagasaki.mapping.jp/p/blog-page_9526.html
長崎原爆資料館 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/abm/
川崎市は1982年に、「核兵器廃絶平和都市宣言」を行っています。改めて宣言を振り返ります。広島、長崎の原爆投下から66年が経ちました。明日は長崎原爆記念日を迎えます。あの悲惨な「戦争の惨禍」をどう受け止め、平和な未来につなげていくか、私なりに考えています。下のリンクは、「ヒロシマアーカイブ」です。グーグルアース上の3Dで、当時の状況を知ることができます。
「真の恒久平和と安全を実現することは、人類共通の念願である。しかるに、核軍備の拡張は依然として行われ、人類の生存に深刻な脅威を与えている。わが国は、世界唯一の被爆国として、被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを声を大にして全世界の人々に訴え、再びこの地球上に広島、長崎の、あの惨禍を、繰り返させてはならない。このことは、人類が遵守しなければならない普遍的な理念であり、我々が子孫に残す唯一の遺産である。
川崎市は、わが国の非核三原則が完全に実施されることを願い、すべての核保有国に対し、核兵器の廃絶と軍縮を求め、国際社会の連帯と民主主義の原点に立って、核兵器廃絶の世論を喚起するため、ここに核兵器廃絶平和都市となることを宣言する。」 川崎市
このところの大雨で、新潟、福岡で被害がでました。関東地方でも激しい雨が降りました。そのような時は地盤が緩み、土砂災害の危険があります。川崎市内では、土砂災害警戒区域が計711区域、指定されています。まずは、危険な場所を知ることから始めましょう。
神奈川県では、土砂災害警戒区域を指定しHPで公表しています。宮前区は平成23年3月29日に「土砂災害警戒区域」に指定されました。川崎市では避難意識を高めるため「土砂災害ハザードマップ」を作成し、区域内に居住等されている5万世帯に、配布を始めています。
神奈川県砂防海岸課HPの川崎市エリアをリンクします。お住まいの地域が該当していないか、確認されることをお勧めします。マップは、各区役所でも閲覧可能です。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/bousai/keikai/i_kwsk.html
先週末は宮前区の各地域で、盆踊り大会が予定されていました。ところが、天候不順で中止を余儀なくされるところが多かったようです。今夜は1日順延し開催された、盆踊り大会にお邪魔してきました。
主催者の町会長さんの話しでは、決行か中止か、だいぶ頭を悩ませたそうです。特に昨夜は、雨が降りそうで降らない、会場となる校庭は水たまりがあり状態が良くない。結局、翌日に延期することに決めたそうです。町会役員の皆様のご労苦に、まったく頭の下がる思いです。
議員にとっての盆踊り大会は、地域の情報を得る重要な機会となります。地域の方と顔をあわせれば、自然に政治の話題となります。そこでは、国政の話から始まり、地域の話題へと進展していきます。そうした日頃からのコミュニケーションが、やっぱり大事なのではないでしょうか。踊る人達や、やぐらをながめると、日本の夏の風情を実感します。