2014年4月アーカイブ

lRpUGmCtdojUwRs1398837380_1398837587.jpg日本医科大学武蔵小杉病院内の「認知症疾患医療センター」を視察しました。文部科学省からの補助を受けた「街ぐるみ認知症相談センター」を設置しています。認知症街ぐるみ支援ネットワーク研究代表の北村伸氏より、認知症対策の課題と取組みについて話を聴きました。認知症患者は高齢化の進展と共に増加傾向にあります。正しい理解と関係機関との連携が重要だと語っていました。

 

アルツハイマー病の症状は主に、記憶障害(もの忘れ)、理解力の低下、判断力の低下、実行機能低下の4つです。65歳以上の25%が認知症とその予備群だとも言います。問題は本人が病気である事の自覚を持たないことです。確かに、高齢でない私も、もの忘れの経験はあります。症状が重なるようだったら、まず、かかりつけ医に相談し、専門医を紹介してもらうことをセンターは薦めています。

 

IMG_0358.JPG街ぐるみ認知症相談センターでは、臨床心理士3名が在籍しています。ここには、本人の他、家族でも相談に応じています。相談活動の実績として、来場者数5136名(1489日)、1日あたりにすると3.5名となります。電話での問い合わせ件数は1588件(1489日)となっています。室内には、相談席や鑑別用のコンピュータが置かれていました。

 

 北村氏は「重要な事は認知症の人と家族を支えるネットワークが街に出来ている事」だと話します。また、人とコミュニケーションを取りやすい環境であることは、認知症にならないための重要な事だと言います。増加傾向にある患者や早期発見のための対応として、行政・医療・福祉間の連携が求められています。相談体制の拡充は行政も含め、重要な役割であることを感じました。

 第1回川崎市議会定例会最終日(324日)において、平成26年度予算を可決、成立しました。総予算額は13359億円余で過去最大規模となりました。その内、区役所機能の拡充となる7区の共通予算は、1082270万円を計上しています。また、宮前区の予算として、54064万円余を計上しています。前年の49995万円余に対して8.1%の増額で、増加率は7区中トップです。

 

内訳は、「安全・安心まちづくりのための推進」として、1252万円余を計上しています。「総合的な子ども支援の推進」のための予算は、958万円余。緑化の推進等に充てられる「環境まちづくりの推進」予算は、587万円余。「地域資源を活用した取組」は1273万円余。「区役所サービス向上への取組み」予算は、450万円余。「道路の維持補修」のために33604万円余。「公園緑地の維持管理」のための予算として4040万円余を、それぞれ計上しています。

 

 特筆すべきは、スポーツを親しむことのできる環境整備のための予算が充実した点です。宮前区民からは、運動を行える場所が少ないとの指摘がありました。これを受け、宮前区選出議員団は毎年、整備のための予算要望を行ってきました。新年度では「地域のコミュニティ活性化の推進」予算として5605万円余を計上し、多くの区民がスポーツを親しむことのできる環境整備のための予算化を実現しました。

 

IMG_0333.JPG平成26年度の具体的な整備としては、鷲ヶ峰にある「けやき公園」の一部で、未だ整備されていない空き地を3328万円余かけて広場化します。ここでは、ゲートボールやグランドゴルフ等を新たに楽しむことが出来ます。西長沢公園多目的広場では、町内会対向のソフトボール大会等、多目的に活用されています。しかし、グラウンドは十分に整備されておらず、荒れたグランドです。ここでは、400万円余を計上し、ダスト舗装を実施します。安全なグラウンドに補修整備し、球技などを行いやすい環境へ整えます。

 

 宮前区内のスポーツ環境は、まだまだ十分だとは言えません。引き続き、新たなスペースの確保と環境整備を、市に要請して参ります。その他にも、地域の声を施策に繋げて参ります。ご意見・ご要望をお待ちしております。

 

川崎市議会第一回定例会が3月24日、閉会しました。平成26年度予算、13359億円余の予算を審査し、決定しました。予算審査特別委員会では、緊急消防援助隊活動拠点整備費の64700万円余について質問しました。平成156月に消防組織法の改正により、緊急消防援助隊が法制化されました。そこで、本市においても、東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模災害に対応した拠点整備が求められていました。

 

整備計画は、平成2712月の完成を目指し、宮前区にある犬蔵訓練センターの施設を改修するとしています。災害時の機能としては、他の自治体消防部隊等の受援に備えるため「応援部隊への指揮機能」、「備蓄物資供給機能」などを持ち、迅速な対応に備えます。整備内容としては、消防局指令センターや、隊員300人程度が宿営できる体育室、緊急車両用の地下燃料タンクを有した自家用給油施設、ヘリコプターの臨時離着陸場を整備します。

 

委員会では、平時の施設活用方策として、「防災センター」の新たな設置を提案しました。政令指定都市における防災センターの設置情況を調査したところ、設置している市は12市、設置していないと市は、本市以外に7市となっていました。提案に対する消防局長の答弁では、平常時の活用として、自主防災組織や小・中学校生を対象とした体験学習に活用する他、地震体験、煙体験、初期消火体験等を検討していくとの回答がありました。

 

防災機能の強化に向けて、緊急消防援助隊の受け入れ可能な集結拠点としての整備に期待をするものであります。市に対して、平時でも有効活用する施設整備を要望しました。防災センターを設置すれば、市民への防災意識への普及啓発、学校教育の場として有効に活用できます。消防施設を身近に学ぶことで、市民に開かれた消防となるのです。

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 ラゾーナ川崎で、人気漫画の「進撃の巨人」を映し出す、プロジェクションマッピングを観てきました。ユーチューブでは、大阪城や東京駅での映像を観たことがあります。いつか実際の、建物に映し出されるプロジェクションマッピングを観てみたいと思っていました。美しくもあり幻想的で、想像をはるかに超える展開を観るチャンスはないか、心待ちにしていました。ある時、報道番組で「進撃の巨人」をテーマにした、プロジェクトマッピングを、川崎でやっていることを知りました。これは、観に行くしかありません。

 

午後7時、川崎駅に隣接するラゾーナ川崎内は、歩く隙間のないほど、人で溢れかえっていました。映し出される建物は、あのミューザ川崎シンフォニーホールのガラス張りの高層ビルです。雑踏の中、やっとのことで自分の立つポジションを確保しました。見上げるビルは、闇夜に隠れるシルエットでしかありません。映写が始まると、あの静かなビルが、激しい動きへと変化していきます。

 

そう、今年の1月、「進撃の巨人」と言えば、マンガを担当する講談社編集部に所属する川窪慎太郎氏と同席し、話をさせて頂いた事がありました。彼はこの件で注目の人物として、TVにも出演していました。川窪氏は、作者と直接打ち合わせをし、作品を仕上げていく仕事をしています。正直、漫画をあまり観ることのない私は、その存在を知ることはありませんでした。恥ずかしながら、川窪氏にストーリーの質問攻めをしていた事を思い出します。そのご縁を頂きながら、マッピングで経験するとは、思いもよりませんでした。

 

「進撃の巨人」益々、興味を持ちました。少しずつ読んでみようと思います。プロジェクションマッピングの迫力は、実際に眼にしてみないと味わえない感動です。これは、芸術と言っていいかもしれません。川崎市内の経済効果も、期待します。