2013年11月アーカイブ
地方議員は、年に数回、地方都市の行政視察を実施している。他都市の先行事例を視ることで、我が街の施策の参考にするのである。では、川崎市に訪れる視察団は一体、何に関心をもって調査に来るのだろうか。
平成24年度の行政視察の受け入れ実績をみれば、どこに注目が集まっているかが分かる。川崎市の視察内容の上位は、
1位 かわさきエコ暮らし未来館・メガソーラー・CCかわさきなど(19団体)
2位 公契約条例(18団体)
3位 大型ディスプレイを使用した質問の実施・議会改革など(8団体)
4位 住民投票条例(2団体) 4位 子ども夢パーク(2団体)
4位 東扇島東公園(2団体) 4位 自治基本条例
4位 マイクロ水力発電 4位元住ブレーメン通り商店街の活性化
4位 藤子・F・不二雄ミュージアム
受け入れ人数は合計668名で、議員が523名、事務局が30名、理事者が88名、その他で27名となっている。
3位に議会改革が含まれていることは、議会としては歓迎すべき点である。他の都市から注目を集める施設や施策を増やしていきたい。個性のある街を視たいのは、どこの議員も共通している。
昨夜は、洗足学園大学の前田ホールで開催されたDUKE ELLINGTON ORCHESTRAの音楽を堪能してきました。Billi Holidayの再来と評されるCecile Mclorin Salvantの歌声は、さすが本物といった感じでした。
まだ、チケットの残る会場もあるようです。ミューザも復活し、「音楽のまち・かわさき」は元気に再始動です。
福岡市の人口は150万人余である。行政区は7区あり、145万都市川崎とほぼ近い都市形態である。福岡の都市には、交通不便地域といわれているエリアはほとんど存在していない。そこでは、実に魅力的な施策が展開されていた。福岡市内には、市営バスの存在は見られず、全てが民営バス業者である西鉄バス、昭和バス、JR九州バス等で市内全域をカバーしている。
福岡市は、不採算路線の廃止と縮小が相次ぎ、真に必要な地域な公共交通の衰退が課題となっていた時期があった。そこで、動きだしたのが福岡市議会である。平成22年3月に「公共交通空白地等及び移動制約者に係わる生活交通の確保に関する条例」を議員立法で制定し、空白エリアを解消する動きにでたのだ。
条例の目的には、「市民、市民団体及び公共交通事業による主体的な取組みを促進することにより、すべての市民に健康的で文化的な最低限度の生活を営むために必要な移動を保障し、もって地域社会の再生を目指すこと」としている。市は赤字路線に対し、年間5000万程度の補助を出ししている。
一方、川崎市の交通事業会計への一般会計からの補助額は、13億円余である。実に福岡市の26倍もの金額をバス事業に補てんしている。
同程度の人口規模の福岡市に出来て、川崎市に出来ないはずはない。この条例を研究し議会サイドから、この問題の解決に向けて動き出してもいい。官から民への行財政改革も併せて急がなくてはならない。
「男の料理」に挑戦です。男性誌にあったレシピを参考に、イタリア料理を作ってみました。アクアパッツァの材料は、白身魚をメインにハマグリと海老を入れます。味付けのポイントは、ケイパーを多めに入れ、すっぱ味を強調してみました。