風水害対策

 台風26号の記録的な大雨ににより、伊豆大島では甚大な被害が出てしまいました。現在も、行方不明者の捜索は続けられています。我々も、日頃からの風水害に対する防災の備えの必要性を、改めて認識したところであります。神奈川県では、土砂災害防止法に基づいた、土砂災害警戒区域の指定作業が行われています。宮前区では7箇所の対象があり、その周知に努めています。

 土砂災害警戒区域とは、1、傾斜度が30度以上で、高さが5m以上の区域、2、急傾斜地の上端から水平距離で10m以内の区域、3、急傾斜地の下端から水平距離で斜面の高さの2倍以内(50mを超える場合は50m)の区域と定めています。

 宮前区では現在、計測中を含め、急傾斜地崩壊危険箇所として7箇所を示しています。エリアにあたる箇所にあたっては、地域による警戒避難体制の確立が求められています。警戒情報があった際は、情報伝達や避難体制のあり方を今一度、確認して、いざという時の行動を迅速にしなくてはなりません。