川崎の誇る技術を世界へ

IMG_1363.JPG今年で5回目の開催となる「川崎国際環境技術展2013」を視察した。市内の企業を中心に145団体、242ブースが出店している。海外からはアジアを中心に29団体が来場している。企業だけではなく、大学などの研究機関も加わり、産学連携も特徴の一つである。

会場内は人で溢れ、それぞれのブース前には、人だかりができていた。去年の実績では、この展示をきっかけにビジネスマッチングで、600もの商談が持たれたという。

川崎市は1960年代の高度経済成長期、公害に悩まされた経験を持っている。その後、公害を克服しようと、環境技術を持った企業がこの地で育った。そして、公害問題を克服するまでに至っている。

川崎市の役割は、市内にある優れた環境技術を国内外に宣伝し、展示会を通じてビジネスマッチングすることにある。川崎発の産業のイノベーションは、環境と経済の分野で、貢献する時が来たといっていい。