ナノの世界

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先日、川崎市幸区にある新川崎・創造のもり」にある、「かわさき新産業創造センター」(NANOBIC)を視察した。研究棟は平成244月に、クリーンルーム棟は同年9月に完成した。

ナノ・マイクロテクノロジーを核とした、先端開発を行っている。慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、東京大学からなる4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアムや日本アイ・ビー・エム株式会社などが入居している。

ナノメートルとは10億分の1メートルのことで、髪の毛の直系(0.1mm)の1万分の1が10ナノメートルになる。これだけ微細で高度な技術は、世界的にみても高水準だという。

ナノ・マイクロ工学は、医療、エネルギー、環境分野の貢献に期待されている。民間企業と大学のコラボにより、川崎発の新しい研究開発の成果が誕生することを待ちたい。