保存か撤去か

IMG_0769_copy.jpg写真は11日に撮影した写真です。気仙沼市鹿折(ししおり)地区に現在も残る、大型漁船「第18共徳丸」です。なんとこの船、港から800メートルのこの位置で留まっています。他の船は撤去済みでこの船だけが残されていました。かなりの大きさです。

 

報道によると市の計画ではこのまま保存し、船の周辺に公園の整備を計画しています。後世に伝える震災遺産と考えているようです。

 

一方、一部の住民からは、保存に反対との意見もあるといいます。仮に撤去すると、5億円かかるとの試算も。

 

 移すにしても残すにしても多額の予算を必要とします。もちろん、国の支援のもとで行うのが望ましいでしょう。地域の声を大切に受け止め、判断してほしいものです。今後、市議会は市の公園計画をどう捉えていくのか、注目です。