提言する政党へ!

IMG_0453.JPG「自民党政策検証シンポジウム」が、青葉公会堂で開催された。主催者は、自民党神奈川県連・国政調査会で、県内の18選挙区支部長で構成された会である。今回のテーマは、自民党政権の約60年間の政策の検証と現在を分析した内容だった。

 

 小此木会長の冒頭の挨拶では、「自民党の政策にはいいものもあったが、間違ったものもあった。検証した上で、これから政策勝負でいく」(概略)と語った。1部では元衆院議員などのパネラーが登場し、自民党の過去の政策を検証した。

 

 報告内容は、国と地方の関係や社会保障制度など、10項目の主要なテーマについて説明した。これまでの政策と現状に、独自の点数を示す内容だった。しかし、配点の根拠はどうも分かりづらかった。

 

 私は政党に「政策勝負」で選挙を戦ってほしいと願っている。その意味では、新生自民党の政策を知っていただく、いい機会になったと感じる。過去を検証し、未来を見据えた政策の立案は、政治にとって大事なことである。次の自民党国政調査会による「政策提言の集会」に期待したい。