Merchant ship

IMG_0272.JPG県庁での仕事を終え、時間に余裕があったので「日本郵船歴史博物館」を見学してきました。県庁から徒歩で4分程度の距離にあります。海岸通をみなとみらい方面に向かい、像の鼻パーク、神奈川県警察の高層ビルを過ぎれば、博物館に到着です。ここも港町横浜にふさわしい、歴史的建造物。エキゾチックな感じです。

 

  そう、ここは「船」の歴史を知る博物館。シップ好きな私にとっては、観るもの全てが趣味の世界です。島国日本の発展は、海運の歴史でもありました。建物の素晴らしさも去ることながら、船舶の模型も精巧に造られています。

 

  一方、コーナー「戦争と壊滅」では、戦争の犠牲となり海に沈んだ商船の現実を知ります。戦中戦後の沈没した商船数は、約2800隻(日本郵船含む)あったと記されています。そのほとんどは、アジア周辺海域で沈没していました。今でも海底に眠る船舶の多さに、驚くばかりです。

 

日本船舶の歴史は、港町 横浜と共にあったことを改めて感じました。県庁周辺には、見逃せない博物館が集積しています。潮風に誘われながら、春の博物館巡りをかねた横浜散歩はいかがですか。

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