小樽市

明治の詩人、石川啄木が愛した町、小樽。明治期のレトロな街並みと、夜を照らすランプが似合う街です。今日は小樽市役所で、観光施策について学びました。

 

小樽といえば、「小樽運河」「ガラス」「お寿司」「オルゴール」「石原裕次郎記念館」が有名です。観光客数は平成11年度の973万人をピークに、毎年700万人前後の推移を記録しています。

 

担当者の話では、もともとこのような観光資源があったわけではなかったといいます。名所となっている運河は、都市計画で道路になるところを、市民運動によって一部が守られ現在の形になりました。お寿司屋やガラス店は、もともとそんなにあったわけではなかったそうです。オルゴールも地場産業ではなく、民間が新たに根付かせたものだったそうです。

 

 観光振興策は、街のポテンシャルをどう育て、活かしていくかがポイントになります。そう、川崎も実は、ガラス産業が盛んで、「ガラスの街・川崎」を謳いPRしているって、ご存知でしたか。