早期解決を!

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 エポック中原で「拉致問題を考える国民大集会in神奈川」が開催されました。めぐみさんのご両親である横田夫妻の講演が行われました。今日は横田めぐみさんの47回目の誕生日となりました。会場の750名は真剣な眼差しで、2人の話に耳を傾けていました。国民が決起すれば国会議員が動きます。国会議員が動けば、政府を動かすことができます。解決には全ての人の具体的な行動が必要なのです。

DSC06875.JPGめぐみさんは19771115日、新潟で13歳の時に突如として姿を消しました。早紀江さんは講演であの時のことを「めぐみは煙のように消えたとしか言いようがない」と、当時の様子を振り返っていました。その後、帰国を果たした被害者から、北朝鮮でのめぐみさんの生活を知らされることになるのです。拉致から34年もの年月を迎えてしまいました。

 

滋さんは講演で、「この問題は単なる人権侵害だけではなく、国の主権侵害の問題。政府の力が必要だ」、と訴えました。早紀江さんは、「北朝鮮に行って撃たれても結構、刺されても結構、・・・めぐみを助けたい」、と切実な想いを語ってくれました。

 

被害者家族の心の叫びが、痛いほど伝わってきます。この集会は、拉致問題について改めて考える機会となりました。帰国を待つ人たちは高齢化しています。つまり、時間との戦いとなってしまっているのです。政府には拉致被害者の一日も早い救出に向けて、具体的な行動を示してもらいたいものです。そしてもう一つ大事なことは、我々も声を出し続けていくことなのです。