中原区の平間公園の落葉から、高い放射能汚染が確認された。平成23年8月18日の放射能性核種別検査によって、セシウムが12400ベクレル検出された。今後の対応について市は、次のように発表している。
汚染が確認された落葉については速やかに撤去し、隣接する平間公園プールの利用を一時中止することにした。また、他の箇所でも空間放射線量が「0.19マイクロシーベルト/時間」を越えた場所については、専門家の意見を聴きながら今後の対応を検討することにしている。
現在の取組中の対応としては、小中学校、保育園、幼稚園等の落葉等集積所を8月16日から8月26日の間、調査を行う。また、落葉等集積場所が判明した場合は、ビニールシートを被せ飛散防止と安全対策の措置を行うとしている。
身近な場所で、高濃度の汚染が確認されたことは、重く受け止めなくてはならない。ましてや、子ども達が多く集う場所だけに、より細かく迅速に対応をすることが求められる。川崎市の調査結果を待ちたい。