チャイナ・シンドロームを観る

 ツタヤでビデオを借り、映画『チャイナ・シンドローム』(1979年公開)を観ました。この作品は、原発事故をテーマにしたなんとも恐ろしい内容です。この映画の封切後、すぐにスリーマイル島の原発事故が起こり、話題を集めたといいます。

 

あらすじは、事故を隠そうとする組織と真実を暴こうとする側のドラマを描いた、サスペンス・アクションです。今の福島原発に起こっている現実と、何故だかダブってみえてしまいます。

 

チャイナ・シンドロームとは、「原子炉事故の炉心溶融のこと。米国で発生すれば、影響が地球の反対側の中国にまで及ぶという意」(ヤーフー辞書)。

 

 福島第一原発事故は終息の方向にあるのでしょうか。我々の関心は放射能汚染問題にシフトされ、原発に対する対応はニュースでも扱われる数が減ってきています。原子力発電の安全性について考えさせられるこの映画、観ておく価値はあります。