汚染の懸念

 福島第一原子力発電所から、目が離せない状況が続いています。水が汚染され、健康被害への不安が募っています。特に乳幼児への影響が心配されています。ペットボトルの水が不足するのも理解できます。

川崎市上下水道局から一通のFAXが届いていました。内容は、「水道水の放射能の測定結果について」です。我々の水道水は、本当に大丈夫なのでしょうか。下の表を見て下さい。

 

採水日

採水場所

放射性セシウム(Bq/kg)

放射性ヨウ素(Bq/kg

323日(水)

長沢浄水場

不検出

不検出

潮見台浄水場

不検出

9.5

生田浄水場

不検出

9.3

原子力災害時の飲食摂取種制限に関する国の指標値(飲料水)

200 (Bq/kg)

300 (Bq/kg)

参考 長沢浄水場・・・相模川水系

   潮見台浄水場・・相模川水系及び酒匂川水系

   生田浄水場・・・地下水

 

 水系が県央からということと地下水ということもあり、川崎市の水道への影響は少ないようです。上記の数値にあるように、国の指標値には及ばないことから、人体への影響がないと理解できます。しかし、原発の情況は日々刻々と変わっています。川崎市は引き続き、汚染に係わる情報を迅速に開示するべきです。情報が不足するために不安が憶測を呼んで、市民生活に影響を与えています。我々も行政情報を、積極的に取るという姿勢が必要なのではないでしょうか。