川崎市の被害状況

東北地方太平洋沖地震の発生(平成23311日)に伴う、川崎市内の被害状況が明らかになりました。川崎市総務局危機管理室の報告は、以下の通りです。

人的被害として17名(重症5名、軽傷12名で死亡者なし)。火災は、川崎区内で2件(石油コンビナート1件、一般住宅1件)発生しました。建物被害は23棟(一部損壊)。エレベーター閉じ込めが21件です。

川崎市の主な活動状況は、消防局の8隊・10・38人が仙台市若林区や千葉県市原市に派遣しています。上下水道局では、茨城県稲敷郡へ応急給水車(4トン車)1台、作業車1台、職員4名派遣しています。千葉県市川市へは、応急給水車(2トン車)1台、作業者1台、職員4名派遣しています。その他にも各局において派遣を調整、検討中としています。 

 川崎市は災害対策本部を設置し、万全の対応をとっています。今後しばらくは、余震の心配もあります。川崎市、交通機関、ライフライン関連などの情報に、御留意を願います。