孫子の兵法

hirotoimg141.jpg この半年間の読書歴を振りかえってみると、自己啓発本が多いことに気がつきました。人生の節目を目前に、強い自分を作りたいと、どこかでそう考えるようになっていたようです。本屋に行けば、自然と生きるためのヒントを探していたのです。本を物色していると「兵法の教えにこそ、必勝の道がある」との帯が目に止まりました。

 

『兵法に学ぶ』(経済界)中條高徳著を読みました。著者は、アサヒビールのスーパードライの生みの親であり、低迷を続けた会社を再生した人物です。アサヒビールの経営戦略を、兵法による販売戦略に活用し、成功した事例が紹介されていました。

 

そこでは、大が小に勝つための4つの方法が紹介されています。その方法とは、「少数精鋭」「局地優勢」「個別撃破」「奇襲戦法」です。戦局や戦況に応じて活用することによって、相手に勝ることができるのだといいます。4つの言葉をまとめると「一点集中」となり、それに収斂することの必要性を説いています。相手にはない自分の利点となるものを発見し、そこに力を集中させ、一手に攻めるのです。

 

 兵法の教えを、春の戦(いくさ)に活かせないか、考えるチャンスをくれました。この4つの兵法を理解するには、もう少し読み解く必要があります。その「一点」を熟思しなくてはなりません。何でもそうですが、先人の知恵に学ぶことは、成功への第一歩だと信じています。この一冊、ビジネスでも通用します。お薦めの一冊です。