笑顔の法則

"笑顔"について考えたこと、ありますか。きっと、笑顔を絶やさない自分でありたいと願う人は、少なくないはずです。住友生命が昨年の夏に、「スマイル」に関するアンケート結果を公表しました。全国の男女2000人を対象に、インターネット(携帯電話)による自由記入方式で実施したものです。その結果は、意外なものでした。

 

1日のうちで"笑顔"になっている時間は、平均で何分ですか。」との問いでは、女性が「161.1/日」に対して、男性では、「75.6/日」と、倍の差があることが分かりました。年齢別では、最も多かった20代の「151.8/日」に対して、40代では最も少ない「97.6/日」となっています。何が"笑顔時間"に、このような差を生じさせているのでしょう。

 

他の質問では、「あなたにとって"笑顔"にしてくれる人は誰ですか」との問いに対して、最も多かったのが「子ども」(34.3%)、次いで「家族」(14.8%)「彼・彼女」(11.9%)の順でした。「あなたを"笑顔"にしてくれる言葉は何ですか」の問いに対して最も多かったのは、「ありがとう」(48.1%)、次いで「大好き」(9.0%)「愛してる」(2.5%)の順となっています。これらはいずれも、納得の順位と受け止めます。

 

 このアンケートの結果では、年代別や男女別によって"笑顔時間"に差が出ることが分かりました。女性は特に、家族や子どもとのコミュニケーションをとる時間が多い分、男性よりも"笑顔時間"が長いともいえます。40歳になったばかりの私にとって、40代の"笑顔時間"が最も少ないという事実は驚きでした。これから毎日の笑顔を意識して、ちょっとでも周囲を笑顔にできるよう、心がけていきたいです。