川崎社会保険病院(川崎区)に行き、病院関係者と川崎市に対して要望を行ったのは、今年の7月26日の暑い日のことでした。その時の要望内容は、「川崎社会保険病院の一般病床の一部を療養病床へ転換するとともに療養病床(医療型)確保に向けた施策の強化と補助要綱の協議を求める要望」でした。
あれから4カ月が経った今日、「川崎社会保険病院療養病床運営開始に伴う内覧会」が開催され、再び病室を見学し医師の先生方と意見交換を行ってきました。今回の内覧会は、夏に行った要望が、受け入れられた形です。7階にあった一般病床を療養病床に、50床転換することになりました。内覧会は、12月1日の運営開始に先だって、関係者にお披露目です。
病室内に入るとベッドの横には、人工呼吸器が置かれ、高度な医療を提供する所だと見てとれます。療養型医療病棟とは、「急性期医療により、病状が安定してきているが医療行為が常時必要なため、在宅・介護施設などでは療養が困難な患者を対象とした療養病棟」(川崎社会保険病院資料)を意味します。