川崎市議会改革

 議会運営委員会が午前、開催された。副委員長を拝命している私は、委員長と議論を重ね、議会改革に向けたプランを作成し、正副委員長案を提案していた。これまでの会議では、そのプランをもとに議論が進められ、今日の会議の結論として、2つの決定をみることができた。

1つは、「請願・陳情の審査等における傍聴者への資料の提供」である。これまでの常任委員会では、傍聴者へ審議のための資料提供は行われていない。議論の結果、情報開示を進める観点から830日の委員会から、傍聴者に制限付きで、資料の貸し出しを試行実施することを決めた。

 2つは、200911月に議場内に設置された、大型ディスプレーの有効活用についてである。議員が質問する際に、大型画面に映し出すエクセルの表や、図、写真によって、視覚で訴えることを可能とするか否かである。会議の結果、9月議会の決算審査特別委員会から、条件付きで試行実施することが決まった。

 次回予定の議会運営委員会では、「区長の一般質問への出席について」議論を深める予定だ。議会基本条例の施行から、1年が経過をした。そろそろ、具体的な動きがみられてもいい時期にさしかかっている。議会をより身近に分かりやすく、議論の中身が伝えられるよう、今後も慎重に審議を進めていきたい。