日本初 ~次世代型レンタルサイクル~

 

IMG_0517.JPG新幹線MAXトキに揺られ越後湯沢に到着。サンダーバードに乗りかえて日本海を横目に、富山県富山市にやってまいりました。目的は、日本初となる行政主導型のレンタル自転車を視察するためです。フランスのパリをはじめ、ヨーロッパ各都市で導入が進んでいるエコ最先端の取組みは注目に値します。他の自治体からも行政視察が増えているというレンタルバイク。その実態にせまります。

 

さて、日本で初めて導入された「シクロシティ富山」は、実にエコな乗り物である自転車を推進する取組みです。富山駅を中心に、概ね200m間隔で設置された15の専用ポート(自転車スタンド)を核に、自由に自転車を乗り降りし、移動することが可能です。自転車のボディーもスタイリッシュでかっこいい。

 

利用料は、ウエブサイトから事前登録後、基本料がかかります。パスカ(こちらでいうパスモ)利用の場合、500/月々がかかります。加えての利用料は、30分までが無料で、超過の1時間までが200円となっています。右下の写真がスタンドで、パスカをかざすと自転車が借りられる仕組みです。

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 行政の方の話によると、整備費は13500万円余。行政負担は、国の補助が100%と民間企業のMCドゥコー社が管理・運営のため、なんと負担はゼロ。市民にとっては環境にも優しく、1日何度でも利用できるところが魅力のレンタルサイクル。川崎市はもちろん、ヨーロッパ型のエコスタイルが、他の自治体にも広がることを願います。