議会改革事例 ~その1~

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 議会運営委員会の視察で名古屋市にきています。今朝は、ホテルでブログを書いています。昨日の視察では、三重県議会の議会改革の取組みを調査してきました。三重県議会は、全国のなかでも改革に向けた取組が先駆的ということもあって、他の自治体議会から多くの視察が訪れているといいます。

川崎市議会にはない議会での取組がいくつかありました。1つは、「対面演壇方式」を採用している点です。川崎市議会の代表質問などは、市議会・傍聴者席側に向けて演説します。三重県議会では、議場の型を市長部局と議員が対面して議論ができるよう、向かい合わせの形となっています。これにより、二元代表制の下で、本会議の議論を活性化することに効果を発揮します。

2つは、議会の会期を「2期制」としています。定例会の会期は、219日から630日までの133日間、第2回が916日から1219日までの95日間、812日の臨時議会を加えると229日の開催となります。議会日数が増えたことにより、充実した審議を行うことが可能だといいます。

3つは、公聴会の開催を行っています。委員会において重要な案件については、県民の声を直接聞くために、公聴会を開催しています。川崎市議会では、行っていない内容です。

 川崎市議会議会運営委員会では、議会改革に向けた議論を積極的に行っています。三重県議会の議会改革では、参考となる点がいくつかありましたので、持ち帰り改めて議論をしていきます。今日は、これから、名古屋市議会に調査に行く予定です。その報告は、改めてさせて頂きます。