南アフリカの軌跡

Wカップ南アフリカ大会が盛り上がりをみせている。次の日本 VS オランダ戦が楽しみである。試合日程は、19日土曜の午後8時半キックオフだとか。私は残念ながら、TVで観戦といきたいところだが、会合の日程が既に入ってしまっている。

さて、サッカーを楽しむ前に開催地、南アフリカの歴史を知ってみるのはどうであろうか。歴史的な背景によるエイズや貧困などの問題があり、グローバリゼーションがもたらした光と影が未だ渦まく国でもある。しかし、この人物を知らずして南アフリカを論じることはできない。ノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラ(1918~)氏である。マンデラ氏は、南アフリカ初の黒人大統領にもなった人物である。

皆さんは映画「マンデラの名もなき看守」を観たことがあるだろうか。私のお薦めの一作でもある。マンデラ氏は人種を越えた平和な世界を追い求め、人種差別に立ち向かった話は有名である。そのことで、反政府組織の首謀者として国家反逆罪に問われ、終身刑になってしまうのである。家族と分かれ離れになった、27年間の囚人生活は実に辛かっただろう。この作品は、牢獄の時から大統領になるまでの苦難の時代を描いた感動作である。

 アパルトヘイト政策は、当時の南アフリカ共和国が行った人種差別政策である。非白人者たちは、市民権や投票権も与えられず、居住地や就職、教育まで制限されていた。差別がもたらした自由なき社会は、マンデラ氏の人生そのものを変えてしまったのである。罪人から大統領へ、一人の男が起こした南アフリカの軌跡、素晴らしい実話である。

 今、その地、南アフリカが世界の注目を集めている。平和の祭典であるスポーツ・サッカーでも「南アフリカの軌跡」、起こらないか期待したい。

http://mandela.gaga.ne.jp/ (オフィスの方、音がでます)