所感

参議院選挙に向けたニュースが騒がしくなってきた。柔道家が民主党公認で出馬することが表明された。たちあがれ日本からは、野球解説者も出馬を表明した。他にも有名人の出馬が目立っている。私は、候補者を擁立する政党に問いたい。このような方々がどのような政策を実現してくれるのか。マニフェストのどの部分で尽力するのか。

もちろん、スポーツ界の代表者として、本人の意欲からの出馬であり、スポーツ環境を国から良くしたいと公約するならそれも理解できる。そこに一票を投じる人もいる。当然、どのような職種の方も立候補は自由である。しかし、政党のための政略が先行し、政策が置き去りになってはいないかと危惧する。

私はこう考える。焦眉に解決しなくてはならない問題が山積する日本において、国民の代表として国家を語ろうとするならば、少なくとも財政、外交、経済、国家観を語ってほしい。自らの経験による専門分野だけを語ることに留まってほしくない。もっと言えば、マニフェストに対しても語るべきである。

 政治家に求められる雄才は、Specialist(特定の分野について深い知識を持った人)も確かに必要ある。しかしそれ以上に、Generalist(広範な知識を持った人)ではないか。国政選挙を人気投票にしてはならない。あくまでも有権者の選択の判断材料は、候補者の政策が優先すべきである。これが私の所感である。