川崎西部地域療育センターが完成

005.JPG開所式に出席しました。川崎では初となる民設民営方式が取られたこの施設は、川崎市内では4箇所目となり、宮前区と多摩区の一部地域が対象となっています。建物は地上3階建てで、1階と2階には保育室が11室、遊戯室が2室設置されています。3階には、医局やOT・PT室、心理室などが整備され安心に値する充実した内容です。

 

001.JPGこの土地には、もともと向ヶ丘診療所があった場所で、診療拠点となっていました。開設者の一人は「これまでにあったように地域とのかかわりを大切にし、地域から要望があったイチョウの木をシンボルツリーにするなど、施設目的は変われども再び地域の人にとって拠点となり親しみやすいみんなのいえのような存在としたい」と語りました。

 

 機能は、発達遅滞、情緒障害、言語障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由などの障害があるか疑いのある児童が対象となり、相談や療育などのサポートを行います。実施事業及び対象(市民・こども局の資料より)は以下の通りです。

障害児通園事業(定員60名) 対象:満18歳までの児童

診療所(一般診療は行わない) 対象:満18歳までの児童

障害児外来相談・訓練 対象:満18歳までの児童

 

施設問い合わせ 川崎西部地域療育センター 電話044-865-2905