育児休業

大学の先輩であり同窓会でもご一緒させて頂いている、文京区の成沢区長が、首長では初めてとなる育児休業をとることが話題になっています。成沢区長は、長男の出産にともない43日から15日までの13日間、育児休業を取得することを公言しています。「子育ての楽しみやつらさを感じることが第一の目的。男性職員が育休を取得するための後押しとなれば」と語ったといいます。

総務省の2008年度の調査では、地方自治体1847団体の一般職の取得率は、女性が95.4%、男性が0.6%(毎日新聞)と男性の取得率がかなり低いことがわかります。イギリスでは、ブレア前首相が2週間の育児休暇をとったことが有名です。

私はこれまで、川崎市議会において次世代育成支援策やワークライフバランスの推進をいってきました。共働きの家庭が増える社会で、両親が仕事と子育てを両立しながら、子供を産み子育てをしやすい職場環境が望ましいと考えています。男性の育児休業制度の取得率の向上を目指すべきだと議会でもいってきました。

 私は、成沢区長を支持します。その組織のトップこそ、率先して取組まなければ、その部下が取得できるわけありません。ましてや、行政が子育て支援策を推進していることからも、区長の判断は当然と考えます。子育てをしていると、ママにもいろんな悩みもでてきます。そんな時に、パパの出番です。パパと子のふれあいの時間、そして、ママの一休み。少しは、そんな時間があってもいいと思います。皆さんの意見はどうですか。