市議会

第一回川崎市議会定例会において、自民党と民主党の代表質問が行われた。私の議席は前から3列目、後ろから2列目に位置している。目線は普段と変わらない議場を映しだしている。いつものように代表質問に耳を傾けていると、なぜだか今までとは少し雰囲気が違うことに気がつく。議員の質問の内容が攻撃的な感じがしてならない。

昨秋の市長選挙の影響が少なからず出ているようだ。自民党も民主党も現職の阿部市長を応援せず独自候補を支援したこともあり、政策の違いが議論に表れている形だ。重要な予算議会ということもあり、質問内容がそれぞれ対立姿勢の様相を呈していたのである。まあ、それもそうであろう。これまでのオール与党的な議論とは違い、市長に対しても、あるいは二大政党の相手政党に対しても、それぞれ違う主張を展開することによって政策の優位性を訴えたいからだ。

さて、市議会はこれから本格論戦へと突入する。5日の金曜日からは予算審査特別委員会が設置され、平成22年度予算案の審査が行われる。委員会は市議会議員全員が所属し、一人の議員のもち時間が30分の範囲で一般質問が許されている。私の質問は10日の水曜日の午後に決定した。質問するからには徹底的にデーターを分析し、実のある議論にしたいと考えている。これからしばらくの間、「政策創造」に集中したい。