酒器

031.JPG  今日は公園を散歩してみました。途中で「佐賀県特産市」に出くわし立ち寄ってみました。多くの皿や茶碗が並んでいました。そこに、私の趣味の徳利と盃を発見してしまいました。つい手に取ってみると、なかなか感じがいいんです。中には、人間国宝の作品もケースに飾られています。

 「徳利は備前、盃は唐津」という業界用語があることを本で読んだのを思い出し、店員さんに真意を尋ねてみました。話によると、徳利が備前というにはわけがあります。備前焼は、内部にある微細な気孔が、酒の酵母菌の働きを活発にして、熟成効果を高めてお酒をおいしくさせる特徴があります。盃が唐津だという理由は、丁度、口があたるところがまろやかにできており、「唐津に勝る口当たりはなし」といわれているのが所以です。

念願の「備前徳利」と「唐津盃」を買うことを決意しました。品定めは、値段も廉価で手が出るところを探してみました。見込み(お酒をいれた時の色合い)を想像し、土の風合が自分好みの器を条件に選びました。写真が私のセレクトです。盃は見ての通り、内側が金色で、酒を入れるとより鮮明に色を引き立て、目を楽しませながら酔わせてくれます。

購入後、店員さんからアドバイスがありました。「家に帰ったら、必ず7時間水につけてから使用して下さい」とのことです。意味が解らなかったので理由を尋ねてみると、器はこまかいヒビが入っており、水につけることにより、馴染ませ落ち着かせる効果があるといいます。なかなかツーな感じが趣味の世界を深めます。

焼き物の魅力とは、世界に二つとない自分にあった物との出合いにあります。また、使えば使うほどできる雨漏り(酒の糖分がしみになること)は、その器の持つ味として長く持つことに興味を誘います。私は既にアラフォーの域。次の趣味は「骨董」の世界に突入しそうで、少し怖い感じがします。まあーそれも、いいかもしれませんね。