総合周産期母子医療センター

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聖アリアンナ医科大学病院本館5階に31日から「総合周産期母子医療センター」が開設されます。それに先立ちましてセンターの内覧会が行われ視察してきました。新設のセンターは、県内で5箇所目となり、母体や新生児に関係した急を要する事態に24時間対応することになっています。

川崎市では、平成22年度予算のなかに「周産期医療対策事業」として、1億2406万5000円が計上されています。NICU12床、MFICU6床、GCU24床が補助対象となっています。これにより、市の救急医療機関の役割として、ハイリスク妊娠や早産・低出生体重児などに、迅速に対応することができます。

川崎市ではかねてから次のような課題が指摘されていました。妊婦の救急搬送で現場滞在時間が30分以上かかった割合が17.2%(平成19年)と、政令指定都市で最悪となっていました。その理由は、全国的な医師不足の中で産科、小児科など病院勤務医の確保が困難なことや、第2次・第3次救急の病院で、当直医師が重篤な患者の治療中であること、病床が満床であることなどにより、搬送に時間を要することがあげられます。同様に、聖マリアンナ医科大学病院の救命救急センターにおける救急患者の受け入れでも、他の救急患者の処置中やベッドが満床の際は断るケースも起こっていました。

 川崎市内における病院の救急医療体制の現状は、各区の休日急患診療所を中心とした初期救急医療、病院群輪番制病院による第2次救急医療、救命救急センターを有する聖マリアンナ医科大学病院、日本医科大学武蔵小杉病院、及び市立川崎病院による第3次救急医療の体制で対応しています。

  DSC04651.JPGさて、見学した感想は、大変に広いスペースが確保され充実した医療機器が置かれており、素人ながらもこれなら安心だと感じました。しかも全てが新品のためきれいで衛生的です。これにより、救われる命が増えることを期待します。今後とも、自治体としての救急医療体制の強化策を、議会でも訴え続けてまいりたいと思います。安心して安全に住むことができる街づくりを目指してまいります。