ごみ圧縮施設

2009.2.10.jpg.jpg建設中の施設は、浮島処理センターの敷地内に今年の12月に完成する予定です。ミックスペーパーとペットボトル以外のプラスチック製の容器や包装などを圧縮するための施設です。川崎市が建て民間に委託する予定だといいます。

 ミックスペーパーは菓子箱や包装紙などのことで、家庭系ごみの7.6%を占めています。普段は普通ごみと一緒に捨てられています。平成231月から全市で分別回収され、年間21457tの収集を見込んでいます。その他プラスチック製の容器や包装の分別は、家庭のごみの7%を占め、平成25年度から全市で分別対象品目となります。

 市内の分別集収品目の拡大がもたらす効果として、ごみが減少し市内に4カ所ある焼却場を3カ所に減らすことができます。財政効果は、維持管理費(人件費)が年間11億円削減できます。焼却場の更新費用が240から300億円の削減効果が見込まれます。

 焼却灰は、川崎港の浮島廃棄物埋立処分場で処理されます。あと40年で満杯となってしまいます。少しでもその期限が伸びるように、ごみを減量する必要があります。「焼却」から「循環」へ、市民意識が変わらなくてはなりません。