市道横浜生田線

DSC04626.JPG市内には都市計画道路に位置付けられているにも関わらず、長年にわたり事業が進まない路線があります。道路の整備計画は「道路整備プログラム」によって進められています。

宮前区の都市計画道路の整備率は84%と、市内では一番高い整備率となっています。とはいえ早く整備してほしい路線はいくつも残っています。なかでも、尻手黒川線を犬蔵から麻生区方面に向かい清水台交差点を左折します。そうするとすぐに菅生緑地にぶつかり、写真にあるように右に45度の急カーブとなります。この市道横浜生田線の整備計画では、菅生緑地を貫通させ、たまプラーザ駅前まで抜ける、利便性の高い道路計画となっています。

川崎市が計画している道路整備プログラムの日程では、平成20年から22年の間に着手、平成23年から26年の間に完成としています。現在までの進捗を川崎市建設局に確認したところ、横浜市側の測量作業が遅れており、計画に影響がでているのが現状だそうです。平成22年中に残された土地の用地買収、平成24年中に工事着工、平成26年に道路整備完了の見込みとのことです。

 清水台の交差点は、普段から渋滞しています。横浜市側への道路が整備されれば、宮前区から青葉区側への交通アクセスが向上します。将来は、バス路線を宮前平行きに限らず、たまプラーザ行きも運行させれば回遊性も高まります。また、交差点の渋滞緩和にもなります。これまで議会で整備の推進を求めてきましたが、今後も引き続き必要な道路整備を訴えてまいります。