平成22年度予算案

DSC04629.JPG17日に市議会が開会しました。市議会会期中ではありますが、今日も早朝より宮前平駅に立ち、市政報告を行いました。スーツ1着で立っていると、立春はとっくに過ぎているとはいえ、まだまだ寒く震えてしまいます。暖かい春が待ち遠しく思えます。午前8時半には駅を出発し市役所へ直行です。到着後、写真にある予算書の山を前に、一冊ずつ目を通す作業から始まり、代表質問の原稿書きに挑みます。

 

川崎市予算の総額は1兆2674億円(3.8%減)となりました。そのうち、一般会計予算は、6117億円(5.2%増)となっています。法人市民税が99億円の減、個人市民税が97億円の減と、経済の影響を受けた厳しい予算となっています。対策として、市債を819億円、減債基金からの借入を150億円行い収支均衡を図るとしています。

 

 阿部孝夫市長の施政方針演説が行われました。演説では、市政運営を進める3つの柱として、川崎再生フロンティアプランの推進、自治基本条例に基づく市民本位のまちづくり、行財政改革の推進を掲げています。分野別の重点施策である5つのキーワードをもとに「新たな飛躍」につなげていきたいと述べられました。

 

 私が注目したのは『高度なものづくり技術や優れた環境技術など、本市の特徴と強みを活かし「環境」と「経済」の好循環に向けた取り組みを進める』といった点です。優れた環境技術と地の利を活かした施策こそ、川崎の活力になるものと確信します。「元気都市川崎」の実現に向けて、議論がスタートしました。その他、議会に議案61本が提案されました。