寅年

新年会シーズン、今日からいくつかの新年会に参加させて頂きました。今年の干支は寅です。議員は新年会ともなると、挨拶の機会を与えて頂きます。そこで、誰にでも共通する干支にちなんだ話をすると、耳を傾けてもらえます。挨拶では、結びのところでこんな話を時折させて頂いております。

今年の干支である寅は、陰陽五行説の四神相応の神の一つ、百虎として信仰されています。ちなみに、四神相応は、都市の街づくりの面で歴史上よく用いられてきました。京都や江戸が栄えたのもそのせいだとされています。4つの神のうち西を守る神、百虎だけが現実の動物です。それだけに虎は、みえない何かの力があるといっていいでしょう。

諺には、「虎は千里を行って千里を帰る」というものがあります。虎は一日で約4000Kmを往復できると言われており、そこから捉えた意味は、「勢い盛んな様子」ということです。とは言え、寅年は景気があまり良くないというジンクスがあるといいます。事実、12年前の寅年の日本経済は、悪かったことを歴史は証明しています。1998年の寅年には山一証券、三洋証券、北海道拓殖銀行が破たんをしています。

一方、今年も同様に不景気とデフレにより雇用不安が深刻化しています。大手企業も日本航空の再建問題のように、業績が不振のところが多いようです。新年は、政治、経済と不安を継続するかのように迎えました。今年は、寅の諺にあるように「勢い盛んな」一年とし、元気都市川崎の実現を目指したいものです。