新春

輝かしき2010年がスタートしました。初詣に行った時は、縁起をかついで家内安全のお札を何種類か購入し、神社で「おみくじ」をひきました。今年のおみくじの結果は「小吉」でした。内容はこうです。願いこと、思ふにまかせず、商法、利益なく損あり、病気、重し、医師を選べ。争事、勝ちがたし、いふな。

占いとはいえ、今の時世の流れそのまま、年始早々不安な内容です。特に、「争事」勝ちがたしとは、議員の私にとっては常に選挙を意識し「常在戦場」を心において活動している者としては「がっくり」するくだりです。でも、全てを前向きに捉えようと思います。スーパー大辞林で「小吉」をひいてみると「(占いで)少し縁起がいいこと」とあります。こう訳されるとなんとなく救われた気がします。

さて、仏教の普勧座禅儀には「回光返照」(えこうへんじょう)とあります。意味は、常に自分の本来の姿を顧みることが、人としてこれ以上のことはないといっています。人間は自らの人生において甘くなり、楽な生き方を選びがちです。そうした時、心の奥底で自分の行動を律する別の自分がいたとするならば、志の成就もみえてくるでしょう。

今年は、何事も厳しいことがあるでしょう。そんな時だからこそ、どんなことがあっても自分に厳しく、何事も前向きに考えていこうと決意を新たにしました。皆様の年頭の所感はいかがですか・・・。