プレゼンテーション論

 メラビアンの法則では、人のコミュニケーションのインパクトとして受ける割合をこう分析しています。言葉(内容)が7パーセント、話し方(声の質)が38パーセント、ボディーランゲージ(表情・身振り)が55パーセントとしています。つまり、見た目が一番大事だということです。

 人はどのよう立場にあっても、意思を人に伝える力が必ず求められます。社会人になれば誰でも一回は、大勢の人の前で話さなくてはならない場面がやってきます。ましてや議員の職業は自分の意思を正確に伝える表現力が優れていなくては勤まりません。

以前、学校でプレゼンテーション論を学んだことがあります。話すときに重要なのはまず、腹式呼吸(睡眠中の呼吸状態と同じ)によって声を出すことだと学びました。呼吸法は腹の中の空気を押し出し、空気を軟口蓋にぶつけ発声するというものです。練習すると最初のうちはこれがなかなか難しくてできません。今でも心がけて実践しています。ちなみに、歌の発声も同様の手法です。

 プレゼンテーション能力を高めたいなら、メラビアン教授の分析にあるボディーランゲージも大切なことではありますが、言葉(内容)7パーセントの部分にこだわりを持ち表現力を高めたいところです。